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「これなら北の方がマシ」韓国社会に幻滅する脱北者たち (1/3ページ)

 韓国でタレントとして活躍していた脱北女性、イム・ジヒョンさんが突如として北朝鮮に戻り、当局のプロパガンダメディアに登場したのは先月16日のことだ。「北朝鮮に騙された」「拉致された」などの見方がある一方で、自ら望んでの帰国だとする情報もある。

 (参考記事:北朝鮮女性を苦しめる「アダルトビデオチャット」強制出演の暗い過去

 そんな中、ひとりの男性が最近、ニューヨーク・タイムズの取材に応じた。脱北者のクォン・チョルナムさん(44歳)。彼は韓国政府に対して、自らを北朝鮮に帰国させるよう要求し続けている。

 両江道(リャンガンド)延社(ヨンサ)出身の彼は、薬草を売る商売をしていた。そんな彼の運命を変えたのは、ある女性との出会いだった。

 ブルーベリー採りに行った先で偶然出会った女性から「中国に行けばカネになる」と言われた。彼は女性とともに北朝鮮から脱北した。しかし中国に到着するや、女性は姿をくらました。

 脱北ブローカーに2500ドル(約27万7000円)を払い、ラオス、タイを経て1ヶ月かけて2014年11月に韓国に到着した。その後、釜山に近い工業都市、蔚山に定住することになった。

 工事現場で働いたが、英単語が理解できないことでバカにされた。また、5フィート(約152センチ)ほどの身長のせいで、職業選択の幅が狭まった。それでも北朝鮮に残してきた家族のことを思って熱心に働き、4500ドル(約49万8000円)を送金した。そんな中、父親が亡くなったとの便りが飛び込んできた。さらに、ブローカーからは脱北費用を払えと裁判で訴えられた。

デイリーNKジャパン
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