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「総火演」の戦争抑止力と「倍返し」の効果 経費惜しむ人に聞いてみたい「日本が攻撃されることをお望みですか?」 (1/2ページ)

 陸上自衛隊による国内最大の実弾射撃訓練「富士総合火力演習」(総火演)が先月27日、東富士演習場(静岡県御殿場市など)で公開された。

 入場者数は約2万4000人。年に一度のイベントは毎年大人気で、入場券の当選倍率は29・3倍に達したそうだ。

 私も午前4時半に東京を出発し、初めて見学した。昨年、公益財団法人「偕行社」(かいこうしゃ)の総会で講演した縁で、スタンド席の招待券をいただいた。本当にうれしく、誇らしかった。偕行社は、大日本帝国陸軍時代からの伝統を受け継ぐ、旧陸軍と陸上自衛隊、航空自衛隊の元幹部らの親睦団体である。

 午前10時から始まった総火演の前段演習は、「陸上自衛隊の主要装備品の紹介」ということで、小銃や対人狙撃銃、迫撃砲、誘導弾、戦車、ヘリ火力など、さまざまな火力の実弾射撃訓練が見られた。

 弾速が異なる複数の火力を用いて、爆発炎で空中に富士山の形を見事に描いてみせたり、最新鋭の10式戦車が後ろ向きにスラロームしながら、4台同時に標的に着弾させる高度な技術と能力には驚いた。

 後段演習の「島嶼(とうしょ)部に対する攻撃への対応」では、航空自衛隊のF2戦闘機も敵部隊を爆撃する想定で参加した。各部隊が見事に連携しながら繰り広げられる実戦的な演習は、参加した自衛官の使命感と士気の高さ、日ごろの訓練の厳しさを示していた。

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