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《zak女の雄叫び お題は「会」》過労で心を病んだ人を支える会 人に言えなくても集まることの大切さ (1/2ページ)

 先日、ある会の例会に参加させてもらった。会は過重労働などによる過労で心を病んだり、命を亡くしてしまったりすることがないように活動。弁護士の支援を受け、労災申請や裁判でメンバーが支え合っている。

 「主人が亡くなってもうすぐ1年になるのですが、なんともいえない孤独感で…」。ある女性は涙ながらにこう語った。夫は長時間労働により鬱(うつ)病を発症し、自ら命を絶った。普段は気を張り、気丈に振る舞っている。しかし、ふと、もう帰ってこないんだと思うとすごくさびしい気持ちになる。「長生きしても主人がいないんだな、って思うと泣けてくる」。

 同じような事情で家族を亡くした人たちが集まる会で、自らの思いをこう吐露した。

 どうやって乗り越えていいのかアドバイスをほしい、という女性に対して、同様に夫を過労により亡くしたメンバーの1人は、時間がたっても気持ちがぶり返すこと、今でも休日にスーパーに行き、買い物に来ている夫婦を見ると、落ち込んでしまうことなどを打ち明けた。その上で「無理に気持ちを抑えなくてもいいのでは」と話していた。

 夫を亡くした妻、息子を亡くした父、自分自身が過労で鬱病となった人、過労により病気で倒れ、後遺症に苦しむ人…。誰もが苦しみながらもそれを乗り越えようと生きている。冒頭の女性のように普段、友達や会社の人には言えなくても、会の集まりでは安心して気持ちを言える人もいるようだ。

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