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民進、山尾氏の「クビ」真相 土壇場で幹事長見送り、週刊誌の「疑惑報道」の情報も

 民進党の前原誠司代表が、「ガソリーヌ」こと山尾志桜里前政調会長の幹事長起用を断念し、代表代行に内定していた大島敦元総務副大臣を充てる人事を固めた。女性や若手登用で党のイメージ刷新を狙ったが、土壇場でのどんでん返しとなった。ささやかれる党内の反発と、週刊誌への警戒。同党は5日の両院議員総会で、新執行部の体制を決めるが、前原氏の求心力低下は避けられそうにない。

 「1つは、永田町的な嫉妬。もう1つは、彼女が政治的に経験不足ということだ。党はかつてない危機に直面しており、山尾氏に難局を乗り切る実力はない。反発が広がったのは当然だ」

 民進党の中堅議員は4日深夜、夕刊フジの取材にこう語った。

 前原氏は3日までに主要な人事案を固め、党内にアナウンスしていたが、4日昼になって風向きが急に変わった。

 今後の党運営を相談するため、前原氏が、大島氏や国対委員長に内定していた松野頼久元官房副長官と会談した際、山尾氏の幹事長起用に党内で反発が広がっていることが話題に上り、人事案の再考を求められたのだ。

 ベテラン議員は「前原氏の最側近すら、当選2回の山尾氏の幹事長起用に反対していた。幹事長を支える幹事長代理に安住淳元財務相を据える案もあり、これを聞いた山尾氏はぶぜんとしたという」と明かした。

 一方、山尾氏は昨年、自身が支部長を務める政党支部が、換金可能な「ガソリン・プリペイドカード」を地球5周分も大量購入し、政治資金規正法違反の指摘を受けていた。

 さらに、今週初めから、「山尾氏の疑惑記事が週刊誌に出るようだ」との永田町情報が広まっていた。

 別のベテラン議員は「前原氏は、執行部スタート直後のスキャンダルを嫌ったのではないか。『偽メール事件』で代表を辞任した苦い経験もある。週刊誌が事実かどうか不明だが、山尾氏を代表代行に残すのはどうか。どうせなら、完全に外さないと」と語った。

 旧民主党時代から幹事長人事は鬼門だったが、前原氏も同じ轍を踏んでしまったようだ。

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