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総裁選、竹下派が自主投票 「一致結束」の伝統消滅…石原派は安倍首相支持

 自民党第3派閥の竹下派(55人)は9日、長野市で派閥会合を開催。会長の竹下亘党総務会長は9月の総裁選で統一行動をとることを目指したが、石破茂元幹事長支持で固まる参院側(21人)に対し、衆院側(34人)は安倍晋三首相を支持する勢力が7割を超えたため、「事実上の自主投票」とする方針を表明する見通し。田中派時代から続く、「一致結束・箱弁当」の伝統は消滅しそうだ。

 竹下氏は2日と7日、派内の全衆院議員を対象に意見聴取を実施した。意見を述べた29人のうち23人が安倍首相を支持または評価した。4人は「竹下会長に一任」するなど、事実上の石破氏支持とされる。2人は態度を明確にしなかった。

 事実上の自主投票となったため、今後、安倍首相と石破氏の両陣営から、竹下派に対する切り崩し工作が活発化することは必至だ。

 こうしたなか、石破氏は8日午後、石原伸晃元幹事長率いる石原派(12人)に影響力を持つ、山崎拓元副総裁と都内で会談した。石破氏は山崎氏に対し、総裁選での支援を要請したとみられる。

 これに対し、石原派は9日、都内で幹部会合を開き、総裁選で安倍首相の連続3選を支持する方針を決めた。当初は各候補の正式な出馬表明後に対応を決める予定だったが、党内7派中、唯一の「態度未定」となったことで、対応を前倒した。

 これで、党内7派中5つが安倍首相支持に回ることになった。自主投票を決めた竹下派も衆院議員の3分の2強が首相支持に回る可能性が高く、安倍首相は投票資格を持つ党所属国会議員(405人)のうち、300人以上を固めた。

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