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「天皇陛下から訪韓の仲介を頼まれた」文議長発言の“真偽” 竹田恒泰氏「政府を飛び越えての要望、考えられない」

 「天皇陛下への謝罪要求」など、常軌を逸した非礼言動を続ける韓国国会の文喜相(ムン・ヒサン)議長の発言に疑問が浮上している。韓国メディアのインタビューで、天皇陛下から訪韓の仲介を頼まれた-といった話をしているようなのだ。日本国及び国民統合の象徴として、政治的発言を避けられてきた陛下の発言とは考えにくい。夕刊フジで調べてみた。

 《文氏は10年前に天皇から韓国に行きたい、仲立ちしてほしいと言われた時、「何はともあれ、(慰安婦被害者の)ハルモニ(おばあさん)たちが集まっているところに行き、ひと言『すまない』と言うだけでいい」と話した》

 聯合ニュース(日本語版)は18日、文議長のインタビューとして、このような内容を報じた。

 日本人は違和感を覚えるのか、ネット上では「本当なのか?」「陛下がそのようなことを仰るはずがない」といったコメントが相次いだ。

 文議長がいう10年前は2009年なので、宮内庁のホームページにある「天皇皇后両陛下のご日程」を08~10年分、チェックした。陛下が、各国首脳や大使と面会されたことは記載されていたが、文議長との面会は確認できなかった。

 文議長は04~08年まで、韓日議員連盟の会長を務めていた。過去の首相動静を見ると、04年8月と05年10月、06年11月、07年10月、小泉純一郎首相(当時)と安倍晋三首相(同)、福田康夫首相(同)が、文議長と面会していた。

 この時期についても、前出の宮内庁HPを確認したが、天皇陛下が文議長と面会されたという記載はなかった。

 これ以外に面会した可能性も含めて、夕刊フジは18日、(1)天皇陛下が、文議長と面会された事実はあるのか(2)面会された場合、いつのことか(3)天皇陛下から韓国訪問をご希望される発言があったのか-などについて宮内庁に質問状を送った。20日朝時点で回答はない。

 韓国の「三権の長」である文議長の発言をどう受け止めるべきか。

 明治天皇の玄孫(やしゃご)で、作家の竹田恒泰(つねやす)氏は「天皇陛下は、日本憲法に定められた天皇の在り方をいつも大切に守っていらっしゃる。中国の温家宝首相が07年4月に訪中を要請した際も、『自分の外国訪問は政府で検討することになっています』と話された。外国訪問について、政府を飛び越えて要望されることは考えられない」と話す。

 もし、今回の発言が事実と異なる場合、日本政府はどう対応すべきか。

 竹田氏は「米メディアが文議長による陛下を侮辱する発言を報じた際、韓国側は責任転嫁しようとした。米メディアが音声を公開して認めざるを得なくなった。今回の件も『陛下は発言していない』と明確に否定しないと、あったように思われてしまう」と語った。

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