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米朝会談、開催地ベトナムと“韓国軍虐殺記憶” 各地に慰霊碑や壁画 識者「韓国には一番嫌な問題」

 米朝首脳再会談が開かれているベトナムには、世界中から報道陣が詰めかけている。最大の注目は、ドナルド・トランプ米大統領と、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の会談結果だが、同国の歴史や文化にも関心は集まる。ベトナム戦争当時、韓国軍による民間人虐殺が相次ぎ、各地に慰霊碑や壁画が建てられている事実も広まりそうだ。

 「40近い国・地域の200報道機関の記者約3000人が、首脳会談の取材登録を行った」

 ベトナムの情報通信相は25日、こう語った。現地メディアが伝えた。

 首脳会談が行われた首都ハノイ市内のホテル周辺には報道関係者が集結し、市中心部には厳戒態勢が敷かれた。

 こうしたなか、世界のメディアは100万人以上の犠牲者を出したベトナム戦争についても、改めて報じている。

 ベトナム戦争には「負の記憶」が多々あるが、延べ32万人を送り込んだ韓国軍による「民間人虐殺」や、「ライダイハン」(=性的暴行で生まれた混血児)の問題は深刻だ。

 実は、虐殺を伝える慰霊碑や壁画は、ベトナム各地に建てられている。

 北岡正敏氏と北岡俊明氏が現地調査してまとめた共著『韓国の大量虐殺事件を告発する-ベトナム戦争「参戦韓国軍」の真実』(展転社)には、膨大な資料や写真とともに、ベトナム人遺族の恨みと怒りに満ちた証言が記されている。

 犠牲者には、女性や子供、老人も多く、虐殺を描いた壁画はまさに地獄絵図だという。

 日韓合意で「最終的かつ不可逆的に解決」とした慰安婦問題を執拗(しつよう)に蒸し返す韓国だけに、自国軍の「負の記憶」にも真摯(しんし)に向き合うべきではないのか。

 韓国に精通するジャーナリストの室谷克実氏は「韓国にとっては一番嫌な問題だろう。一部の新聞だけが問題視しており、今では忘れられたような話になっている。韓国メディアは米朝首脳会談には注目をしても、民間人虐殺などには素知らぬ顔をするのではないか」と話した。

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