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北朝鮮への「制裁効果」が見えた米朝会談… 韓国・文政権の「従北」と「反日」は“表裏一体”に (1/2ページ)

 ベトナムの首都ハノイで開かれた、ドナルド・トランプ米大統領と、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の首脳会談は物別れに終わった。だが、成果がなかったわけではない。

 正恩氏が語ってきた「非核化の嘘」と、「経済制裁の効果」が明らかになった。日本はトランプ政権と連携し、北朝鮮を締め上げていけばいい。その先には、正恩体制が自己崩壊する可能性もゼロとは言えなくなった。

 まず、会談の勝者と敗者はだれか。

 そもそも、2回目の首脳会談を望んだのは正恩氏だった。正恩氏は制裁緩和を要求したが、手ぶらで帰らざるを得なかった。それだけでも、正恩氏の敗北は明らかだ。勝ったのは、譲歩しなかったトランプ氏である。

 正恩氏はトップ会談に持ち込めば、ロシア疑惑などで苦境に立つトランプ氏が「成果を求めて必ず譲歩してくる」と読んだのだろう。

 だが、それは完全に裏目に出てしまった。事前に大宣伝したメンツは丸つぶれで、国内では協議継続と発表せざるを得なかった。正恩氏の帰国列車は中国の北京近くを通過したのに、習近平国家主席にも会わず帰国した。合わせる顔がなかったに違いない。

 正恩氏は明らかに手詰まりに陥っている。

 米朝協議を続ければ、完全非核化を求める米国の要求に直面する。といって、何もしなければ制裁が続く。完全な制裁解除を要求したのは「制裁が効いている」と白状したも同然だ。

 「非核化の嘘」もバレた。本当にやるつもりなら、核の廃棄工程表作りや施設のリスト開示もできたはずだ。それを拒否したのは、そんな意思はなく、時間稼ぎが真の狙いであるからにほかならない。

 正恩氏はどうするか。

 同じ手はもう使えない。「真の非核化」に方針転換しなければ、制裁は続き、経済はジリ貧になる。それは北朝鮮の人々に分かるはずだ。相手を見事にダマせてこそ「偉大なる指導者」と崇め奉られるが、失敗してしまったので求心力は落ちるに違いない。

 結局、正恩氏はいま最大のピンチを迎えている。

 そういえば、暗殺された正恩氏の異母兄、金正男(キム・ジョンナム)の息子、キム・ハンソル氏を支援する団体は、正恩体制を批判して「臨時政府」樹立を発表した。この団体の正体は不明だが、タイミングはドンピシャである。

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