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新元号「令和」の由来は? 万葉集の梅花歌三十二首の序文から

 政府は1日午前、「平成」に代わる新元号を「令和(れいわ)」と決定した。

 「令和」の典拠は、現存する最古の和歌集『万葉集』中の梅花歌三十二首の序文にある《初春令月、気淑風和、梅披鏡前之粉、蘭薫珮後之香》に由来する。

 書き下し文は、《初春の令月(れいげつ)にして、気淑(きよ)く風和(かぜやわら)ぎ、梅は鏡前(きょうぜん)の粉(こ)を披(ひら)き、蘭(らん)は珮後(はいご)の香(こう)を薫(かお)らす》。

 初春のよき月、気も清らかで美しく風も和やかで、鏡の前で化粧をするように梅が咲く様子を表している。

 『岩波新漢語辞典第二版』(岩波書店)によると、「令」の意味は、(1)上からの言いつけ。命ずる(2)法制上のきまり。のり(3)おさ。長官(4)よい。美しい。よくする-などの意味がある。元号に使われるのは初めて。

 これまで元号に19回使用されている「和」は、(1)なごやか。おだやか。ほどよい(2)やわらぐ。なごむ。仲良くする(3)声や調子を合わせる。応ずる(4)あえる。ほどよくまぜ合わせる-などの意味がある。

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