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新元号『令和』にさっそくイチャモン!? 石破氏「違和感ある」 朝日新聞「国民生活最優先とは言い難い」

 新元号「令和」が1日発表され、日本列島は新時代への期待に包まれ、同盟国の米国からも祝意が伝えられた。初めて国書である万葉集から採用され、凛とした響きがある新元号に好意的意見が多いが、中には距離を置いたり、批判的な意見もある。自民党の石破茂元幹事長や、社民党の又市征治党首、左派メディアなどの発言・発信が目立っている。

 「日本国民が新しい『令和』の時代を迎えるのをお祝いする。ドナルド・トランプ大統領も、新元号のニュースに、深い理解と敬意を表すると確信している」

 ウィリアム・ハガティ駐日米国大使は1日、外務省で河野太郎外相から新元号決定の一報を聞き、こう感想を述べた。

 自民党の二階俊博幹事長も、党本部で記者団に「万葉集に由来する、すばらしい元号だ」と称賛した。国民民主党の玉木雄一郎代表も「漢籍に基づく伝統も維持しておりよく考えられている」とツイッターで評価した。

 ただ、日本には「言論の自由」があり、当然、批判的意見もある。

 安倍晋三政権と距離を置く石破氏は「令」の文字から連想したのか、「違和感がある。『令』の字の意味を国民が納得してもらえるよう説明する努力をすべきだ」と記者団代表の電話取材に語った。

 社民党の又市氏も「『令』は『命令』の令で、安倍政権の目指す国民への規律や統制の強化がにじみ出ている」と国会内で記者団に語った。

 自民党の石破氏と、社民党の又市氏は似たような感覚なのか。

 共産党の志位和夫委員長は「元号は君主が空間だけではなく、時間まで支配する思想に基づく。憲法の国民主権になじまない」と談話を出し、元号自体に異議を唱えた。ちなみに、共産党機関紙「しんぶん赤旗」では、西暦と元号を併記している。

 メディアの中にも、否定的意見はある。

 毎日新聞は2日朝刊の社説で「保守的な安倍カラーのにじみ出る選考だったのだろう」「結論ありきの印象を残した」と指摘した。

 元号の事前公表は、国民生活に支障が出ないようにとの措置だったが、朝日新聞は2日の社説で「国民生活を最優先したものとは言い難い」「この機会に改めて、公的機関の文書に元号と西暦の併記を義務づけることも求めたい」とした。

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