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新型肺炎、マスクがなくても焦らない! 専門家に聞く「感染を正しく防ぐ5カ条」

 日本国内でも人から人への感染が確認された新型コロナウイルス。無症状での感染例もあり、マスクの売り切れや品薄状態が続くが、マスク以外にも大事な自衛策はある。感染を防ぐために心掛けておきたい「5カ条」を専門家に聞いた。

 厚生労働省は、中国・武漢市からチャーター機で帰国した日本人男性2人が新たに感染したと発表した。帰国後、2人は検査で陰性だったが、その後の検査で陽性と判定された。

 「やみくもに恐れる必要はないが、日常的にできる予防をいつも以上に丁寧に行ってほしい」と語るのは、東北大学病院感染管理室の徳田浩一室長だ。

 徳田氏が提唱するのは、せきやくしゃみなどの症状のある人がマスクを着用する「せきエチケット」。マスクは鼻の部分にあるワイヤを輪郭に沿って密着させ、プリーツと呼ばれるひだを顎の下までしっかり伸ばして着用する。

 ただ、マスク不足は深刻で、ドラッグストアでも品薄状態。入荷目当てに店の前では行列ができる状況だ。

 予防策として欠かせないのが、外出した後の手洗いだ。最も汚れている指先やしわの間をしっかり洗うことに加え、親指を洗うのを忘れがちになるため注意したい。

 「自分の免疫力でウイルスをはね返せるように体力を持っておくことは必要なので、体調の変化にも注意しておきたい」と徳田氏。定期的な情報入手も予防のためには重要だと指摘する。

 医師で医療ジャーナリストの富家孝氏は、「ウイルスは上気道(鼻から咽喉までの呼吸器)の粘膜を好む。電車などの密室での混雑をできるだけ避けた方がよい」という。

 富家氏が自ら実行しているのが「外出先から帰宅したときは、必ず顔を洗う」こと。また、開業医などで常に患者と接している医療関係者には「10~15分に一度、水やお茶を飲んで、喉の粘膜に付着したウイルスを胃に流し込む」という人が多いという。

 精神科医の吉竹弘行氏は、「仕事の疲れを引きずらない。深酒をやめる。睡眠を十分とる、といったことをバカにしてはいけない」と話した。

 ■新型肺炎を防ぐ「5カ条」

 マスクは顔に密着させて着用する

 手洗いは指先やしわの間を入念にし親指を忘れない

 小まめに情報収集する

 体調の変化に敏感になる

 発症を疑った場合は連絡してから病院へ

 ※東北大学病院感染管理室の徳田浩一室長のアドバイスなどをもとに作成

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