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中国人民解放軍に異様な動き? 習氏「軍の統制」に緩みか… 米軍は“死の鳥”B52戦略爆撃機で中国牽制!

 世界最強の米軍が、中国を強く牽制(けんせい)した。米空軍のB52戦略爆撃機2機が台湾東部を、MC130J特殊作戦機1機が台湾海峡の空域をそれぞれ飛行したと、台湾国防部(国防省に相当)が12日に発表したのだ。中国が新型コロナウイルスの感染拡大で世界に迷惑をかけながら、日本や台湾を軍事的に挑発したことへの対抗措置とみられる。

 国防部によると、「死の鳥」の異名をとるB52は同日午前、台湾本島東部を北から南に、MC130も、沖縄県の嘉手納基地を離陸し、台湾海峡を北から南に飛行した。

 中国人民解放軍は、新型肺炎の混乱のなか、異様な動きを見せている。

 中国軍のH6爆撃機4機が9日、日本の先島諸島南方の太平洋上から、沖縄本島・宮古島間の宮古海峡上空を通過して大陸方面へ飛び去り、航空自衛隊の戦闘機が緊急発進(スクランブル)した。H6爆撃機は、対地攻撃可能な巡航ミサイルを搭載していたという。

 中国軍は台湾も挑発した。9、10日の2日連続で、H6爆撃機やJ11戦闘機などが台湾を周回飛行したという。

 10日には爆撃機の護衛機が台湾海峡の中間線を越え、台湾本島側に侵入した。

 人民解放軍は、国の軍隊ではなく中国共産党の軍隊であり、トップは党中央軍事委員会主席を兼ねる習近平党総書記(国家主席)である。

 ただ、その歴史的成り立ちから、習氏に忠誠を誓う勢力と、習氏と距離を置く勢力があるとされる。軍部内に、新型肺炎の初動対応に失敗した習政権への不満が鬱積しているとの見方もあり、習氏による「軍の統制」に緩みが生じている可能性がある。

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