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観光客減でも「奈良のシカ」は飢えていません 新型肺炎影響で“シカト”できないネットデマ

 新型肺炎の感染拡大の影響で観光客が減った奈良公園(奈良市)で、“神の使い”とされるシカが、鹿せんべいをもらえなくなり凶暴化しているとのデマがネット上で広がり、シカだけに“シカト”もできず、大迷惑している。

 「奈良のシカ」は国の天然記念物に指定されている。保護団体「奈良の鹿愛護会」によると、芝生や木の葉を主食とし、鹿せんべいは「おやつ」程度。食べなくてもおなかをすかすことはないとか。鹿せんべい販売所の店員によると、売り上げは以前の半分程度に落ちているという。

 ネット上には鹿せんべいを買った観光客にシカが群がる画像などが掲載されているが、担当者は「いつものこと」と素っ気ない。

 奈良県では1月下旬に日本人初の感染者が確認された。バス運転手の60代男性で、中国の団体旅行客を乗せて奈良公園を訪れていた。家族で公園を訪れた愛知県知立市の上原愛さん(21)は「たまたま最初が奈良だっただけで不安はない。何よりシカがかわいい」とカメラを手に話した。

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