zakzak

記事詳細

新型肺炎で中止続々…「センバツ」「大相撲春場所」ビッグイベントどうなる!?

 新型コロナウイルスによる肺炎の国内感染拡大を受け、人が集まる大小のイベントの中止や延期が相次いでいる。3月には甲子園球場の選抜高校野球大会や、大相撲春場所も予定されるが、今後、国内の感染が本格化した場合、「中止」や「無観客での開催」などの決断を余儀なくされる場面もありそうだ。

 「開催時期の見直しの必要性なども含め、国民への適切な情報提供を速やかに行ってほしい」

 安倍晋三首相は新型コロナウイルス感染症対策本部の会合で大規模イベントに関し、こう呼びかけた。

 政府の専門家会議が「不要不急の集会を避ける」とするなか、知的障害者のスポーツ全国大会「第7回スペシャルオリンピックス日本冬季ナショナルゲーム・北海道」実行委員会は21日からの大会中止を発表した。

 東京都墨田区は23日に両国国技館で開催予定だった「第36回国技館 5000人の第九コンサート」を中止した。

 3月1日の東京マラソンは一般ランナーの参加取りやめを決め、同8日に名古屋で開催される名古屋ウィメンズマラソンも対応策を検討する。

 大阪府の吉村洋文知事は18日、府内で開く府主催のイベントを原則として中止か延期する方針を明らかにした。期間は2月20日から3月20日の1カ月間としたが、状況をみて延長も検討する。

 3月8日に初日を迎える大相撲春場所(エディオンアリーナ大阪)は、現状では通常通り開催する方向だ。来場者にマスク着用やアルコール消毒などを呼びかける予定で、ファンに握手など力士と触れ合う行為の自粛も求める。

 甲子園球場(兵庫県西宮市)で3月19日に開幕する選抜高校野球大会も、多い日には4万人を超える入場者があることから、感染予防策の必要性に迫られている。日本高校野球連盟は今月19日の定例理事会で対策を話し合うとみられる。

 学校の卒業式や入学式も開かれる。杏林大学(東京)は3月15日の卒業式で、中国・武漢などへの渡航歴がある人などの参列を遠慮するよう呼びかけている。

 山野美容芸術短大客員教授で医学博士の中原英臣氏は「スポーツ観戦では隣の観客との距離がかなり狭い。映画や舞台では2時間以上の時間がかかる。人が多く集まれば感染者がいる可能性も高くなるのは事実だ。中止や延期は主催者の判断だが、最終的には参加者自身で決めるべきだ」と強調した。

関連ニュース

アクセスランキング