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3カ月で物忘れ改善 行動活発、生活リズムも正常化 レモングラスが認知症に効く

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3カ月で物忘れ改善 行動活発、生活リズムも正常化 レモングラスが認知症に効く

 これまで抜本的な治療法が見つかっていなかった認知症に光明が差している。香りと脳機能の関係について研究を重ねてきた星薬科大学教授で医学博士の塩田清二氏(66)は、かんきつ系の香りを放つ多年草の「レモングラス」に注目。この香りをかぐと脳が活性化されるというのだ。介護老人保健施設の入所者を対象とした実験でも実際に結果は現れた。

 実験では、塩田氏が低温真空抽出法で精製した『レモングラスの原液』の香りを3カ月にわたり、毎日午前中に2時間、入所者にかいでもらった。塩田氏がその効果を説明する。

 「対象者は27人で認知症の症状は、自宅で家族が面倒をみるのが困難な状態の中程度だった。3カ月後、認知症の中核症状である物忘れが改善され、行動が活発になった。実験以前の入所者は昼間、イスに座ったまま動かず、夜中に徘徊する昼夜逆転状態の傾向があったが、午前中にレモングラスの香りで交感神経が高められ、日中は動いて夜には疲れて眠るという生活リズムの正常化も図れた」

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  • 塩田教授

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