ZAKZAK for mobile

JASRACに猛反発! 音楽教室にも著作権料で波紋、宇多田ヒカルも“参戦”「無料で使って欲しい」

記事詳細

JASRACに猛反発! 音楽教室にも著作権料で波紋、宇多田ヒカルも“参戦”「無料で使って欲しい」

 日本音楽著作権協会(JASRAC)が、音楽教室での演奏について、著作権料を徴収する方針を示したことで波紋が広がっている。すでにカルチャーセンターなどでの演奏についても著作権料を徴収しており「公平負担」を求めた形だが、音楽教室側は一斉に反発。あの超大物アーティストも“参戦”するなど、混乱は当分、収まりそうにない。

<< 下に続く >>

 著作権法は公衆に聞かせる目的で楽曲を演奏したり、歌ったりする「演奏権」を作曲家らが専有すると規定している。JASRACは今回、音楽教室での指導者や生徒による演奏も「公衆の前での演奏」と解釈し、来年1月から徴収を始めたい方針だ。

 すでに、コンサートやカラオケ、フィットネスクラブ、カルチャーセンターなども徴収対象となっており、公平管理の観点から音楽教室でも「ルールを踏んで楽曲を利用してもらいたい」とJASRACの担当者は説明する。

 一方、約3300カ所(生徒数約39万人)で教室を運営するヤマハ音楽振興会は、「運営に当たってはテキストやレッスン用CDの作成、生徒による演奏会について、複製権および演奏権使用料を支払っている。音楽教室での練習や指導のための演奏は演奏権の対象とならない」と反発する。

 同振興会、河合楽器製作所など音楽教育事業を営む7つの企業、団体は「音楽教育を守る会」を結成、協力して対応していくことで一致した。

 音楽関係者にも困惑が広がっている。ピアニストの坂本真由美氏は、前衛作曲家、ジョン・ケージの“無音の音楽”『4分33秒』を引き合いに「そのうち4分33秒沈黙したら著作権料徴収されるんじゃないかと。ドキドキ」と皮肉を込めてツイートした。

このニュースのフォト

  • 宇多田ヒカル
今、あなたにオススメ
Recommended by

ランキング