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米大統領選、敗退なら「トランプTV」立ち上げ? セクハラ疑惑あったメディア界“顔役”の案とも

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米大統領選、敗退なら「トランプTV」立ち上げ? セクハラ疑惑あったメディア界“顔役”の案とも

 米雑誌大手「ニューヨーク・マガジン」のガブリエル・シャーマン記者は、調査報道で知られる。その白眉は、600人のネタ元に取材して米テレビ局大手「FOXニュース」のロジャー・エイルズ前最高経営責任者(CEO)の半生を生々しく描いた伝記だろう。

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 エイルズ氏はメディア界の“顔役”だ。ニクソン元大統領にテレビ討論術をアドバイスしたのがきっかけで、政界と近くなった。筋金入りの共和党員で、レーガン元大統領にもメディア戦略を指南した。

 この夏に、エイルズ氏はセクハラ疑惑で引責辞任したが、シャーマン氏は特集記事でFOXニュースに蔓延(まんえん)していたセクハラの実態やニュース・ルームを活用して自社の不祥事を隠そうとする「負の企業文化」を暴露した。

 エイルズ氏は怒り心頭に発したという。シャーマン氏への対抗策として、プライバシー侵害訴訟で米ネット・メディア「ゴーカー・メディア」を破綻に追い込んだすご腕の弁護士を雇ったとされる。

 そんな顔役にも一目おかれる業界通のシャーマン氏が、こんなことを教えてくれた。「(米大統領選の共和党候補である)ドナルド・トランプ氏が選挙に負けた場合、自分でテレビ局を立ち上げるとの観測が出ている。そのアイデアを出したのが、エイルズ氏だ」

 シャーマン氏によると、「エンターテインメント性の高さや視聴者の心に響くコミュニケーション術など、エイルズ氏が築き上げたFOXニュースとトランプ氏には共通項が多い」

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