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マレーシアと北朝鮮、亀裂決定的 北大使追放、正男氏暗殺捜査批判に“報復”

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マレーシアと北朝鮮、亀裂決定的 北大使追放、正男氏暗殺捜査批判に“報復”

 【クアラルンプール=吉村英輝】北朝鮮の金正男(キム・ジョンナム)氏殺害事件で、マレーシア外務省は4日夜、姜哲(カン・チョル)駐マレーシア北朝鮮大使を「ペルソナ・ノングラータ(好ましからざる人物)」と宣言し、国外追放すると発表した。6日午後6時(日本時間同7時)までの出国を求めている。北朝鮮側が現地警察の捜査への批判を続けていることにマレーシア政府が反発を強め、報復措置をとったとみられる。

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 外務省によると、マレーシア政府は2月28日、捜査を批判し、協力姿勢を示さない北朝鮮側に、「書面での謝罪」を要求。北朝鮮側から返事がないため、3月4日午後6時までに姜大使を外務省に呼び出したが応じなかったため、48時間後までの国外追放を決めた。

 マレーシア紙、星洲日報(電子版)によると、外務省は北朝鮮大使館側に対し、すでに国外追放について正式通告した。

 アニファ外相は4日、「マレーシア政府は自国へのいかなる侮辱に対しても、厳しい対応をとる」と述べた。

 2月13日の事件後、北朝鮮は捜査への批判を繰り返し、20日には姜大使が「マレーシアは北朝鮮の名声を汚している」と主張していた。マレーシアのザヒド副首相兼内相は、北朝鮮との外交関係の再検討に向けた報告のとりまとめを指示。在北朝鮮マレーシア大使館の閉鎖も検討されていた。

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