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世界新の小平奈緒、平昌五輪の圧倒的「金」候補だ 「この1カ月、2カ月が勝負」

 スピードスケートのワールドカップ(W杯)第4戦最終日は10日、米ソルトレークシティーで行われ、女子1000メートルで小平奈緒(31)=相沢病院=が1分12秒09の世界新で優勝した。従来の記録はブリタニー・ボウ(米国)が2015年に出した1分12秒18。女子の日本勢が個人の五輪種目で世界記録を出すのは初めて。

 小平は1000メートルでW杯3勝目、500メートルと合わせて通算19勝目。自身の日本記録を0秒42塗り替えた。最終組で同走した高木美帆(日体大助手)は1分12秒63で2位だった。

 普段は反省点を並べることの多い女王が「今日は喜んでいい」と目尻を下げた。伸びやかな滑りで、低く飛び出し、最初の200メートルは昨季、日本記録を出したレースより0秒22も速い17秒34で通過。最後の1周で外側のカーブを抜けると、通常は前にいるはずの同走者、高木の前に出る圧倒的なリードだった。

 小平は9日の女子500メートルを36秒54で制し、W杯のこの種目で昨季から15連勝としたが、タイムが伸びずに「こんなに悔しい優勝はない」と悔やんでいた。それを晴らすような世界新で、この日は終始にこやかだった。

 ついに手にした「世界最速」の称号は、500メートルで国内外のタイトルを総なめにした昨季、唯一逃したものだった。来年2月の平昌五輪では、連勝を続ける500メートル、世界記録保持者として迎える1000メートルとも、頭一つ抜けた金メダル候補である。

 「この1カ月、2カ月が勝負になる」と小平。

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