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八角理事長VS貴乃花親方、理事選大揺れ 醜聞応酬に「お互いをおとしめようとしているリーク合戦」の声 (1/2ページ)

 天下分け目の日本相撲協会理事選(2月2日投票)を目前に控え、6つある一門のうち唯一、立候補者を決定していないのが貴乃花一門。単独候補で確実に理事を確保するか、それとも勢力拡大の流れに乗って2人を擁立するか。最終的な決断は、総帥の貴乃花親方(45)=元横綱=に一任される見通し。この読み切れない状況に対立を深める相撲協会のトップ、八角理事長(54)=元横綱北勝海=一派も疑心暗鬼に陥っている。(夕刊フジ編集委員・久保武司)

 「われわれ一門に溝があるなんていう報道は違う。結束は固い」

 貴乃花一門のある親方はこう語気を強めた。理事選本番を目前に控え、水面下では情報戦が激化している。なかには、貴乃花一門所属親方8人に、錣山親方=元関脇寺尾=ら友好関係にある無所属3人を加えた計11人の“貴乃花グループ”が、“貴乃花支持派”と“阿武松=元関脇益荒雄=支持派”に割れているとの観測もある。

 実際には、グループの結束は固く、残るは単独候補擁立か複数かの二択。決断は貴乃花親方に委ねられたもようだ。

 それにしても、貴乃花グループと、それ以外とのせめぎ合いは激烈。

 角界では最近、貴乃花一門の大嶽部屋所属の大砂嵐が、1月初めに長野県内で無免許運転の上、追突事故を起こしていたとして県警の調べを受けていることが発覚した。

 逆に、貴乃花親方と対立を深める八角理事長の側近で執行部ナンバー3の春日野親方(55)=元関脇栃乃和歌=の部屋で2014年9月に傷害事件が発生し、公表されていなかったことが報じられた。

 すると今度は、30日発売の写真週刊誌が、貴乃花一門の立浪親方(49)=元小結旭豊=の“不倫疑惑”を報じるといった具合だ。

 「どれもこれも、理事選を前に“貴乃花陣営”と“反貴乃花陣営”がお互いをおとしめようとしているリーク合戦だ」(相撲協会関係者)との見方もある。

 2年に1度の理事選は今回、101人の親方衆の無記名投票で行われる。前回(16年)は、故・九重親方=元横綱千代の富士=が返り咲きを狙い、「大将(九重親方の愛称)は次期理事長の座を目指して、まずは理事復帰を狙っていた」(協会関係者)。

 しかし、直前になって出馬を断念。票を確保できなかったことと、すさまじいリーク合戦に嫌気が差したからといわれている。

 また同年、伊勢ケ浜一門から出馬して当選確実とされていた高島親方(60)=元関脇高望山=が、投票日前日の「決起集会」に8人の親方衆が集まったにもかかわらず、ふたを開けてみれば6票しか入らずまさかの落選となった。

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