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ロブショットは「Uの字」軌道でフワッ

★高山忠洋(2) 

 ロブショットを打つときはフェースを開き、開いた分だけ左を向き、ボールを少し左寄りに置きます。これでアドレスは完了です。

 そして、体を開いた方向、つまり左方向に振り出していきます。ピンの方向に向かってヘッドを真っすぐに出してしまうと、フェースが開いているために、シャンクしやすくなるので、必ず体が向いている方に振り出すようにしましょう。

 スイングの軌道を、「Vの字」ではなく「Uの字」にするというのも重要なポイントです。緩やかなUの字の軌道で、ボールの手前からヘッドを滑らせていく。そうすればロブショットらしい、フワッとした柔らかい弾道になります。

 このとき最もやってはいけないのが、ボールを上げにいく動きです(写真〔1〕〔2〕)。フェースを開いているのに上げにいってしまうと、リーディングエッジにボールが当たってトップしてしまう危険性があるからです。

 Uの字も、左右対称のUというよりは、高い位置から低い位置へ緩やかな軌道で振っていくというイメージでスイングしたほうがいいでしょう(〔3〕〔4〕)。

 もうひとつ気をつけてほしいのは、頭を上げないこと。インパクトで頭を上げてしまうと、ヘッドが遅れてしまうので、トップになりやすくなります。くれぐれも打ち終わるまではボールを見ておくようにしましょう。

 ロブショットには細かい注意事項が多いのですが、打ち方さえ覚えれば誰でも打てます。ただし、目の前にハザードがあってエッジとピンまでの距離が短いとか、グリーンが奥に下っているといったような状況で、しかもピンにピタッと寄せたいときに使うもの。

 我々プロゴルファーも、最後の手段として使う場合が多いのです。むやみに使うのではなく、ライや状況を考えて使うようにしてください。

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 ■高山忠洋(たかやま・ただひろ) 1978年2月12日和歌山県生まれ。高校時代は野球部に所属。卒業後プロゴルファーを目指し、わずか3年後の99年にプロ入り。2005年東建ホームメイトカップで初優勝。同年、全英オープンで初のメジャーも経験。08年はケガで苦しんだが、10年に復活優勝。11年は2勝を挙げて賞金ランキング2位に輝いた。ツアー通算5勝

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