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G大阪・宮本監督誕生 まず補強から…“素人”フロントにツネ様が潰されないか心配

 G大阪は元日本代表主将でJ3G大阪U-23監督を務めていた宮本恒靖(41)を、トップチームの監督に昇格させた。しかし、集客期の夏休みにもかかわらず完全非公開練習を敢行するなどピリピリムード。浦和、名古屋もそうだが、かつての強豪で資金力に余裕のあるクラブが低迷から抜けられない。(聞き手・久保武司)

 --G大阪が“ツネ様”こと宮本氏を監督に昇格させた

 清水「ガンバのフロントは芸もアイデアもなさすぎだな」

 --ですよね

 「ツネ(宮本氏)を監督にするなら、もう少しきちんと戦力を整えてからじゃないと。しっかりしたFWがいない今のG大阪は、誰が監督をしてもツライ。補強や世代交代を間違えた典型さ」

 --宮本監督就任後、練習を無期限の完全非公開にしている

 「俺さ、Jの監督時代に1度も練習を非公開にしたことがないんだよね。地域に根ざしたクラブがファンを閉め出すというのは、どうよ? 選手をシメるためとか、緊張感を保つためとかよくいうけど、効果はあんのかね? 南米では非公開練習をほとんどやらない。やっているのは欧州のクラブや代表チームだよ」

 --非公開練習をしても、アッと驚く戦術はみたことがない

 「欧州のクラブや代表チームが練習を非公開にするのは、選手たちとサポーターとのトラブルを防止するためと聞いたことがあるぞ」

 --G大阪のフロントの責任はどうなる

 「日本代表が世界でイマイチ飛躍できない理由と全く同じ。連れてきたクルピ監督の解任を決めたのなら、フロントも責任を取らないと」

 --今回の宮本監督にはクラブのレジェンドということもあり全権を委任する案もあるとか

 「あはは、そんなもんはウワベだけだよ。俺も多くのチームから、どんなことがあっても3年間チームを任せるなんて言われたけれど、そういうのに限って実現したためしがない」

 --G大阪だけではない。浦和や名古屋、柏など、かつての強豪の不振が続いています

 「どのクラブも金には困ってない。資金力があるのに勝てないのは、きちんとした補強ができない、3年先、5年先を見てチーム編成をしていないからさ。“アマチュア”のフロントにツネ様(宮本監督)が潰されないように応援したいけどね」

 ■清水秀彦(しみず・ひでひこ) 1954年11月4日、東京都生まれ。ポジションはMF。浦和市立高、法大、日産サッカー部(現J1横浜)で日本一を経験。93年のJリーグ開幕戦で横浜Mを率い勝利を収めたのを皮切りに、Jリーグ4クラブで監督を務め通算134勝を達成。

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