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告発キーマン鶴木良夫氏激白! ボクシング山根会長の「八百長判定」強制疑惑に『山根会長好みの選手しか勝てない』 (1/2ページ)

 助成金の不正流用疑惑が浮上した日本ボクシング連盟に対し、都道府県連盟役員ら333人がスポーツ庁や日本オリンピック委員会(JOC)、日本スポーツ協会などに告発状を提出した問題。同連盟元理事で告発を主導した「日本ボクシングを再興する会」の鶴木良夫会長(68)は夕刊フジの直撃に、「ドン」と呼ばれる山根明会長(78)率いる連盟に絡むカネや八百長判定、暴力など「独裁的な運営」の実態を激白した。

 《告発状には、日本スポーツ振興センター(JSC)が交付した助成金が山根会長の指示で別の選手にも分配されていた疑いのほか、公式戦での審判員の不正判定疑惑や試合用グローブの不透明な独占販売など計12項目が盛り込まれている》

 --「日本ボクシングを再興する会」が立ち上がった理由は

 「これまでも山根会長の独裁的な連盟の運営方法をおかしいと感じていた人は多かった。ただ、告発すれば、自分が干されるという恐怖心からなかなか声を上げる者がいなかった」

 --どんな思いで告発を

 「私が一番思うことは、選手がかわいそうだということ。山根会長の息の掛かった審判がジャッジを下す。当然、山根会長好みの選手でなければ勝つことはできない。アマチュアボクシングは判定にもつれることがほとんどで、(実力では)勝っている選手が負けて涙する。勝った選手も心から喜べず、見ていられない。もはやこれはスポーツではない」

 --「息の掛かった審判」とは

 「審判もみんな八百長なんてやりたくてやっているわけではない。しかし5年、10年かけて取得した審判のライセンスを手放したくない。ある審判に『なんでそんなことするの!?』と聞くと『手が震えてそっちの方(会長が求める判定)に行ってしまうんですよ』と嘆いている。彼らもかわいそうでならない」

 --「お気に入りの選手」とは

 「山根会長は奈良を拠点にボクシングを始めたので、奈良を中心とした関西圏の選手。関西は山根会長の息が掛かっている。今回の告発でも関西から手を上げる人はいない」

 《告発状では、リオ五輪に出場した成松大介選手(28)=自衛隊=に対してJSCが交付した助成金240万円が、会長の指示で3等分されて、別の2選手に80万円ずつ渡されていたと指摘している》

 --不当な流用は他にも

 「もちろんある。今も海外遠征費を都道府県の連盟が日本連盟に振り込んでいる。本来なら日本連盟から交付されるお金を逆に都道府県が払う。その名義は『一般社団法人日本ボクシング連盟会長 山根明』となっている。都道府県連盟では、海外に行くような有望選手のために指導者が自腹を切るケースもある」

 --「なし崩し」ということか

 「誰かが幹部に就任すれば『お花代』を包む。明らかにお花代よりも多い額をね。みんな山根会長におびえている。会長が地方を訪れるとホテルのスイートルームや高級車の送迎を用意するよう連盟から指示がある。ホテルでは食事せず、ごく一部の幹部だけをつれて有名な料亭で食事をする。部屋には地方の理事が名産のフルーツや地酒を持って行ってご機嫌取りをする。部屋の前に都道府県連盟の理事たち数十人が挨拶のため大名行列のように並ぶので、一般のお客さんはおののいている。一部のホテルでは日本連盟は出禁になってるくらいだ」

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