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独占入手! 山根明会長「ヤクザ抗争」告白文書 反山根派から公然と「恥を知れ」 夕刊フジが携帯電話で直撃も… (1/2ページ)

 助成金の流用や不正な判定など、次々と疑惑が浮上する日本ボクシング連盟で、山根明会長(78)の権力の源泉が明らかになってきた。自身が関係者に配布した文書に、ボクシング連盟への「ヤクザ組織」の介入や抗争について赤裸々につづっていたのだ。一方、全国高校総体のボクシング会場となった岐阜市では、「反山根」の岐阜県連トップが公然と「恥を知れ」と山根氏追放を迫った。そこで夕刊フジが携帯電話で山根氏を直撃すると-。

 「早く辞めろ! 恥を知っているなら」。岐阜市の「OKBぎふ清流アリーナ」で全国高校総体を運営する岐阜県連の四橋英児会長は1日、記者団の前で山根会長に公然と辞任を迫った。「奈良判定」と呼ばれた判定の不正にも言及し、「今大会のある通りを見てもらう。(カメラを制限して)もったいぶると山根と同じレベルになる。卑怯(ひきょう)な男だ。あの野郎」と強調した。

 岐阜県連は昨年開催したジュニア五輪でも、マージャン卓の用意、宴会の準備などを日本連盟から迫られ、大赤字となった。今回も“おもてなしリスト”が出回り、黒い革張りの椅子もいったんは用意したが、実は1万円前後のアウトレット商品。宴会に関しては用意しなかった。

 四橋会長は「忖度(そんたく)につぐ、忖度。たわけだわ…。今回は全部(の要求)を拒否した。あの人間(山根会長)が悪いのか、周りの茶ボウズが問題か…」と憤りを隠さない。

 岐阜県連の糸川保二郎副会長は今回の審判団について「全部会長の息の掛かったやつらだ」とあきれかえっている。過去に「奈良判定」を覆したある県の審判経験者も、今回の高校総体は「皆、体制側の審判です」と話す。どの審判員に話を聞いても「ごめんなさい」「答えられないんです」の一点張りだった。

 会場内は、告発状に名前を連ねる岐阜県連など「反山根」側と、日本連盟副会長、理事、審判団らいわば「親山根」側の控室が別に配置されるなど、異様な光景だった。

 体制派の指導者に山根氏について話を聞けば「会長は神様のような存在ですから」という。

 山根氏が絶大な権力を握るようになった経緯は、2013年に自身が作成し、関係者に配布した文書からうかがえる。

 文書によると、1976年に奈良県アマチュアボクシング連盟に関係したというが、《奈良県連盟は暗黒の世界の始まりでした。と申しますのも、ヤクザが連盟に介入していたのです》《ヤクザの全盛期でしたし、(中略)組織力の前にどうすることもできませんでした。警察でさえも無力でした》と明かす。

 そして、《そのような危機的状況を私は体を張り、命を懸けて奈良県アマチュアボクシング連盟を守った結果、すべてのヤクザ組織を排除することができました》《その後、ヤクザ組織は一切関与することなくなり、逆に一目置かれる存在となっていきました》と誇っている。

 その後も、近畿アマチュアボクシング連盟の内紛についても、《反対勢力を私たった一人で押しのけ、解散に持ち込むことができました》として、新たな連盟を誕生させたと振り返っている。

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