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熊本・阿蘇シニアオープン「ゴルフを通じてみんな元気になる」

 どうしたニッポン?! 6月29日に気象庁が関東甲信地方の梅雨明けを発表。猛暑続きの仕上げに7月23日には「あついぞ熊谷」のキャッチフレーズで知られる埼玉県熊谷市で国内の観測史上最高の41.1度が観測された。

 暑いだけでなく、豪雨で日本は水浸し。西日本を襲った記録的な豪雨は広島県でも甚大な被害を及ぼし、8月23日から開催予定だった「スポーツ振興広島シニアゴルフトーナメント」が来年に開催延期となってしまった。異常気象の一言では片付けられない事態だ。

 そんな中、元気と勇気をもらった。7月28日から2日間に渡って行われた第2回熊本・阿蘇シニアオープンゴルフトーナメント。昨年の第1回大会は後援競技だったが、今年からPGAシニアツアーとして新たなスタートを切ったのだ。

 熊本県は2016年4月、大地震に見舞われ甚大な被害を受けた。国道の通行止めが続き、同県内には再開のめどが立っていないゴルフ場もある。大会の舞台、コスギリゾート阿蘇ハイランドゴルフコースも同じく、断水の影響で飲料水の確保ができず3週間もの営業停止を強いられたという。2年の月日が流れても完全復興にはまだ遠い。

 しかし、17年1月時点で復興支援を目的に大会開催を決定したとのこと。その心意気には頭が下がるばかりだ。「大会開催によってゴルフ関係者が大勢集まってくれる。テレビ放映によって県内外からゴルフに来てくれる方が増える。阿蘇の元気な姿を見せることが大切なんです」。大会スタッフが開催経緯を話してくれた。

 ゴルフを通じてみんな元気になる! 異常気象に負けるな、災害にくじけるなだ。大会はバーディー合戦となり、元祖キング・オブ・シニアの室田淳さんが、通算13アンダーで優勝。最終日、首位を走っていたツアー未勝利の清水洋一さんを1打抑え、逆転でシニアツアー通算20勝目を飾り、通算最多勝利数を更新した。

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