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敗北を糧に現在賞金ランク1位!ますます進化する時松プロ

 機内ビデオでANAオープン昨年大会のダイジェスト版が放映されていた。池田勇太が最終ホールでボギーを叩き、今平周吾と時松隆光とのプレーオフにもつれ込んだ一戦だ。結果は、同2ホール目で池田が優勝したのだが、「敗れた源ちゃん(時松)が、その悔しさをバネに成長し続けているな」と思った。

 「池田さんは、悪い調子の時にもどれだけ(打数を)少なく上がれるかが数段上。悪いなりに修正する力が必要なことを学ばせていただきました」

 敗戦から、そんな教訓を得たと話していた。源ちゃんは今年、関西オープンを制し、日本ゴルフツアー選手権2位など国内ツアーでは11戦して予選落ちはわずか1戦のみ。目下、賞金ランキング1位にいる。

 この大ブレークぶりで全英オープンに初出場。通算7オーバーで予選通過には4打及ばなかったが、世界ゴルフ選手権シリーズのブリヂストン招待では39位タイ。松山英樹とともに出場日本人選手での最高位をマークした。

 それでも満足はしていない。世界のトップ選手らとの同組ラウンドで飛距離のなさ、方向性の不安定さ、寄せのバリエーションの少なさ、パット力の弱さを痛感したコメントを残した。さすが謙虚でしたたかな源ちゃんだ。「自分が敗れた時こそ様々な教訓を得る」とは球聖ボビー・ジョーンズの名言だが、源ちゃんは、これからますます進化していくに違いない。

 今週は今季最後のメジャーである「全米プロゴルフ選手権」が開かれる。源ちゃんはマイペースでホールを熟していくだろう。昨年大会では松山英樹が最終日に単独首位に立ちながら、5位タイに終わって悔し涙を流したのは記憶に新しい。

 今回の開催コースは米国ミズーリ州のベルリーブCC。ちなみに2013年には全米シニアプロゴルフ選手権が行われ、井戸木鴻樹さんが宿願の世界メジャー制覇を遂げている。日本人にとって、これほど追い風なことはないように思える。吉報を待つばかりだ。

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