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原辰徳氏、巨人初の3度目監督が決定的か 最有力も、懸念はコンプライアンス

 高橋由伸監督(43)の今季限りでの退任を3日に発表した巨人。後任は前監督の原辰徳氏(60)の4年ぶり3度目の就任が最有力となっている。3度の監督就任となれば、巨人で初。球界でも珍しい。

 来季V逸すると、球団ワーストの5年連続となる。後任について山口オーナーはこの日、「難しい状況で引き受けてもらうということになる。そうすると、やはり経験実績といったことは必要かな」と人物像を語った。

 巨人の監督の条件は、生え抜きでエースか4番を務めたスターであること。本紙は改めてこの不文律について、山口オーナーにただした。

 「ジャイアンツの伝統を継承してほしいと、われわれは思っているわけですよね。そうすると、やっぱり現役のときに重たいものを背負った、苦しんだという人が監督にふさわしいのではないかというのが、これまでの巨人軍の考え方だったと、私はそう思っているんですよね。それは皆さんもそういう理解だろうと思っています。それはやっぱり変わらない」

 球界随一の人気球団は勝っても負けても注目を浴びる。現役時代に巨人の中心選手として矢面に立ち勝敗を背負った経験なしには、こうしたケタ外れの重圧や厳しいメディア攻勢、伝統に根ざした規律に耐えられない-。こうした考え方は十分に理解できる。

 この不文律の維持が示された以上、次の指揮官も巨人OBから選ばれる。「経験実績」を重視するなら、監督未経験の松井秀喜氏、まだ現役の阿部慎之助らは除外。川相2軍監督らの内部昇格は「経験実績」をどうとらえるかだ。中畑清氏は新興球団DeNAの若手を育て土台を築いたが、在任4年の順位は最下位、5位、5位、最下位。チームを勝たせる采配の実績はない。

 在野の経験者では、過去2度巨人を率いて7度のリーグ優勝と3度の日本一を誇る原氏の実績が突出している。ただ懸案は巨人が近年重視しているコンプライアンス面だ。前回在任中の2012年には、過去に女性問題に絡んで反社会的勢力に1億円を支払っていたことが報じられ、さらに最近は近親者の素行に目を光らせるメディアも。3度目の就任は“身体検査”次第か。

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