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春場所前売り“稀勢ショック”直撃! 3年ぶりに即日完売ならず 担当者は「思っていたほどの影響ない」

 大相撲春場所(3月10日初日=エディオンアリーナ大阪)の前売り券が3日に発売されたが、3年ぶりに即日完売ならず。3日たった5日現在でも、平日の2-6日目までと、9、10、11、13日目は発売中。6、11日目以外はマス席も購入できる。

 稀勢の里が新横綱だった一昨年は、15日分が発売からわずか2時間半で完売。“貴の乱”に揺れていた昨年もほぼ即日完売しているだけに、明らかに出足は遅い。

 初場所中に横綱稀勢の里が引退。唯一の和製横綱がいなくなったことは興行的に痛手だ。

 それでも春場所の担当者は「どうなるか心配していましたが、思っていたほど影響はありませんでした。昨年と比べると、あまり変わりませんし、関心は高いという気がします」。春場所の収容人数は7414人で、大都市圏の大阪で行われる割にキャパが小さく、名古屋、博多に比べると動員しやすい。前出の担当者は「新規のお客さんもかなり増えています」と“稀勢ショック”は最小限に食い止められ、初日までには完売するとみている。

 一方、日本相撲協会は1月30日の理事会で、九州場所(11月10日初日=福岡国際センター)の前売り日を10月5日から3週間も前倒しし、秋場所中の9月14日とすることを決定。芝田山広報部長(元横綱大乃国)は「九州は売れ行きが遅い。早めに告知することで、入場券がより売れるようにしたい」と説明したが、協会が観客動員に危機感を強めている証拠だ。

 初場所のポスターは稀勢の里、白鵬、鶴竜の3横綱だったが、春場所は、仕切りで四股を踏む遠藤と、高々と足を上げる阿炎(あび)。日本出身で人気の平幕力士2人が抜てきされた。

 前出の担当者は「阿炎の四股があまりにきれいだったので、この写真を選びました」と明かしたが、“脱稀勢の里”の第一歩となるか。(塚沢健太郎)

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