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“ぬるま湯”FC東京を変えた長谷川健太監督の矜持

 --長谷川健太監督(53)率いるFC東京が好調。第7節終了時点で首位に僅差の2位

 清水「就任2季目にして健太らしさが発揮されているよな」

 --というと

 「『オレのサッカーができないヤツは、何人たりとも試合には使わねぇ~』っていう監督としての矜持だよね。おかげで、ぬるま湯体質だったFC東京がしっかりしてきた」

 --“天才少年”久保建英にも「守備ができなければ使わない」と言い渡し、昨季は横浜へレンタルに出した

 「だろ~!? あれだけの技術がある子なら、彼に合わせてチームをつくることもできるんだが、あえてやらなかったところが健太らしい」

 --長谷川監督は1988年、筑波大から清水さんがコーチを務めていた日産自動車(現J1横浜)へ入団。それ以来の付き合いだ

 「ヤツは小学生の頃からもうスターだったから。『ちびまる子ちゃん』に登場するくらいだもの。静岡だけではなく全国区だった。筑波大でもとにかく足の速いFWでね、オレによこせばゴールを決めてやるっていうオーラがあったよ」

 --スポーツ界で名選手が名監督となった例は少ないが…

 「ポイチ(日本代表・森保一監督)と健太はひと味違う。もっとも、ポイチはコツコツ自分の理論を積み上げてあそこまでいき、健太は日本サッカー界でずっとスター街道を歩んできたという違いがあるけどね。健太は点取り屋だったけど、監督になってから守備の大切さに気付き、カウンターの戦術に磨きをかけてきた」

 --森保監督と長谷川監督の共通点は

 「〔1〕方針がブレない〔2〕人を引っ張るリーダーシップの持ち主-という点では現役時代から抜きんでていた。将来へ向けても楽しみな人材だよ」(元J1仙台監督・清水秀彦)

 =聞き手・久保武司

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