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【特別企画 レジェンドたちの改元】野村克也氏 平成で最も勝ち、最も負けた指揮官 もし監督要請がくれば…「喜んでやりますよ!」 (2/2ページ)

 「また元に戻って、レベルが下がっている。組織はリーダーの力量以上には伸びない。監督は選手時代の経験がベースになるが、一番不満なのは、野球の本質を教える指導者がいないことだ」

 --令和の目標は

 「苦しまずに逝きたい」

 --まだまだ、やり残したことがあるはず

 「今は能力よりも処世術の時代。どこの球団も共通している。こんなプロ野球にしてしまったのは誰や? オーナーや球団社長は野球の専門家ではないから、自分の好き嫌いで、言うことを聞く監督を選んでしまう。メジャーは専門家をGMに置いている。そういうところから、直していかなければいけない」

 --もう一度野村監督にプロ野球を立て直してもらいたい

 「俺は年齢が邪魔をしているんだろう。でも、80歳で元気な人もいれば、その逆で若いのに老けている人もいる。メジャーリーグは87歳が史上最高齢監督だそうだ(アスレチックスのコニー・マック監督)。そういうのを聞くと元気になる」

 --もし監督要請がくれば

 「喜んでやりますよ!! ヤクルトは一度辞めた小川(淳司)監督を戻している。だったら、なんで俺を呼ばないの? ヤクルトで3度も日本一になったのは俺だけ。俺がオーナーで、そんな監督がいたら呼ぶけどな。うぬぼれかな」

 “新記録”の88歳となるのは令和5年。ぜひユニホームを着ていてほしいものだ。

 ちなみに、野村氏は「野村克也が選ぶ 平成プロ野球 伝説の名勝負」(宝島社、税込1404円)を発売。平成7年のヤクルトvsオリックスの日本シリーズをはじめ、平成31年にちなみ自身が関わった平成の31試合を厳選し、本人しか知り得ない舞台裏を野村節全開で解説している。

 ■コニー・マック 1894年からピッツバーグ・パイレーツで3年間、1901年からはフィラデルフィア・アスレチックスで50年間、87歳まで監督として指揮を執った。ユニホームでなくスーツ姿で試合に臨んだ。監督通算3731勝3948敗はいずれも米大リーグ史上最多。ア・リーグ優勝9度、ワールドシリーズ制覇5度。56年に93歳で死去。

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