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大谷、手術後初安打に安堵「内容も良かった」 プホルス2000打点も

 エンゼルスの大谷翔平(24)は9日(日本時間10日)、敵地デトロイトでのタイガース戦に「3番・DH」で出場し、1回に今季初安打となる右前適時打を放つなど4打数2安打1打点。右肘手術から復帰後3試合目でようやく安打が出て安堵の表情をみせた。チームは先発全員安打で13-0の完勝。大谷の一打で打線がつながった。

 デーゲームは雨のため試合開始が50分遅れた。復帰後、3試合連続の「3番・DH」。

 タイガース先発はメジャーに昇格したばかりで、今季初登板の左腕ライアン・カーペンター(28)。

 大谷は1回無死一、二塁のチャンスで打席に立つと、初球のスライダーには腰をひいてストライクを取られたが、2球目の同じようなスライダーに鋭く反応。ライナーで右前に運び、先制点を挙げた。復帰10打席目の初安打は適時打となった。

 大谷の安打は昨季最終戦となった9月30日(同10月1日)のアスレチックス戦以来。「スタットキャスト」によると、打球の初速111・3マイル(179キロ)。昨季記録した113・9マイル(約183キロ)に迫る鋭いライナーだった。

 さらに、5-0とリードして迎えた3回、先頭打者として第2打席を迎え、2球目に90マイル(145キロ)の速球を打ち、シフトで遊撃手の守備位置にいた三塁手のグラブをゴロで弾く内野安打とした。これも火の出るような痛烈な当たりだった。

 5回の第3打席は1死一塁でフルカウントからスライダーを空振り三振。7回は高めのフォーシームに二ゴロ。8回の第5打席は四球だった。

 まだ内角球に腰が引けたり、タイミングが遅れ気味の場面もあるが、大谷は3試合目で安打が出てホッとした様子。打線も息を吹き返したように連打をみせた。

 「1本ヒットが出てよかった。もっと勝ち試合に打って行きたい」

 1回の適時打の後、塁上では思わず笑顔もこぼれた。あとは実戦を積み重ねるだけだ。

 「1本(目)は大事なので良かったかなと思う。他の打席も良かったし、内容も良かった。捉え方はいまひとつな部分があったけど、(球の)見え方は良かったかなと思う」

 この日のもうひとつのハイライトは殿堂入り確実の主砲アルバート・プホルス一塁手(39)の2000打点。3回に左翼へ6号ソロ本塁打が飛び出した。2000打点はハンク・アーロン(2297打点)アレックス・ロドリゲス(2086打点)についでメジャー3人目。

 「いいときも悪い時も変わらず支えてくれた家族に感謝したい。打点は前に走者がいないとできない記録だ」

 敵地だったが、大谷の初安打、プホルスの記録、大勝でダッグアウトはお祭り騒ぎだった。

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