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巨人、原監督が“劇薬”投入!? いきなり抑えで期待、沢村の「火事場の馬鹿力」

 今季初の4連敗中だった巨人に、原辰徳監督(60)が劇薬を投入した。17日の中日戦(ナゴヤドーム)で3点リードの9回。この日1軍に再昇格した沢村拓一投手(31)に、いきなり抑えを任せて3年ぶりのセーブをマークさせた。

 沢村の起用について、指揮官は「そういう役割ができるという中で、(1軍の)一員になってもらってるわけだから。2点差でも(投入は)決まっていた」と説明。

 今春キャンプ中に原監督に先発再転向を命じられた沢村だったが、2軍調整中の4月中旬に夜の繁華街で泥酔し、面識のない一般人に対して暴力トラブルを起こした。相手方に謝罪して和解をみたが、毎度のお騒がせでチーム内では白い目で見られることに。懲罰トレードで放出しようにも、引き取り手がないほど球界に悪評が広がり、沢村の野球人生は八方ふさがりかと思われた。

 だが巨人はブルペンのコマ不足に悩まされ、発案者の原監督自ら沢村の先発プランを撤回する形で、救援投手として1軍招集。人生の崖っぷちに立つ元守護神に、あえてひどく重圧のかかる任務を与え、火事場の馬鹿力を喚起するもくろみだ。

 もはや失うものがない本人にとっても、この背水の陣は望むところだろう。復帰戦を無難に乗り切り、「ちょっと力んだと思うが、3人で抑えられてよかった」。これから毎日がサバイバルだ。

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