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浅地洋佑“アプローチの極意” ボール位置を変えて高さをコントロール

★ダイヤモンドカップ優勝

 ダイヤモンドカップ最終日。ツアー初優勝を果たした浅地洋佑(25)のアプローチショットが際立っていた。

 18ホール中10ホールをバンカーからも含めての寄せで1パットのパーでしのいでいた。アマチュアのジュニア時代からショートゲームの巧みさには定評があり、難しいコースセッティングになるほど持ち味が発揮されるタイプであった。

 グリーン周りからのアプローチショットは、ほとんどSW1本で処理している。上げる、転がすだけでなく、強烈にスピンをかけるショットなど、その技は実に多彩だ。

 基本はピッチ&ラン。スタンスは狭く、わずかにオープンに構える。ボール位置は、右つま先の前。フェースは開かずにターゲット(落下位置)に正対させる。転がす場合は、ボール位置をさらに右足の外側にする。ちょっと高めに打ち出したいときは、フェース向きは変えずに、ボール位置をスタンス中央になるようにセットアップする。

 「自分は、ボール位置を変えることで高さをコントロールしています。フェースはロブショットとスピンショットのとき以外は、開きません」と浅地はいっている。

 アマチュアでも、浅地同様の方法でアプローチしているゴルファーは少なくないだろう。でも、ダフリやトップといった代表的なミスで、うまく寄せられない人もまた少なくない。

 その原因だが、実は上半身の構えを間違っていることが多い。スタンスはややオープンでも上半身は右にひねって、胸、肩のラインはターゲットとボールを結ぶラインと平行になるように意識する人ほど、ミスを招きやすい。

 右肩を下げて、右ヒジを脇につけて構えるようになっていないだろうか。これは、上半身の向きがスクエアを通り越してターゲットより右を向いてしまう原因になり、しかも本人が、そのことに気づいていないという最悪のパターンになる。手首を使いやすくなりダフリ、トップにつながるのだ。

 肩、胸、腰のラインは、スタンスに合わせよう。そして、右肩は下げずに高い位置をキープする。そこから右腕をダラリと垂らした状態でグリップする。ウイークグリップになる。クラブヘッドをターゲットにまっすぐ放り出せて、ボールを正確にヒットし、落下地点に運んでくれる。

 ■浅地洋佑(あさぢ・ようすけ) 1993年5月24日生まれ。東京都出身。6歳のときタイガー・ウッズに憧れてゴルフを始める。2008年「日本ジュニア」優勝などアマ時代から活躍。杉並学院高卒業後の11年にプロ転向。下部ツアー2勝。昨季は賞金ランク56位。得意クラブはサンドウエッジ。169センチ、68キロ。

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