zakzak

記事詳細

【虎トラとら】4番らしくなってきた阪神・大山 実を結びつつある「我慢の起用」

 阪神の大山悠輔内野手(24)が4番らしくなってきた。開幕当初は「荷が重い」と関係者の間で疑問視されたが、矢野燿大監督の我慢の起用が実を結びつつある。

 17日現在、打率・257は物足りないが、7本塁打、26打点はチームトップ。球団OBは「打点のリーグトップは鈴木(広島)の33だから、大差はない。最近はボールの見極めが良くなり、狙い球を絞れるようになった」と評価する。

 金本前監督は「3番高山、4番大山、5番中谷」の将来像を描いていた。当たり外れのある助っ人に頼らない、和製クリーンアップの夢は矢野監督に受け継がれたが、高山と中谷が伸び悩み、当面は残った大山に賭けるしかない。

 「参考になったのは、昨年の巨人の高橋監督と岡本の関係。かたくなに4番から外さなかった結果、見事に開花した。今の矢野監督と大山はそれに似ている。“失敗したら責任は俺が取る”という潔さが矢野監督にはある」と球団幹部は評す。

 「4番として十分な仕事はしていない」と謙虚に受け止める大山が意識するのはやはり、4番に座った経緯が似ている、2歳下の岡本。打点で並び、本塁打は1本劣るが、打率は大山の方が5厘上回る。矢野監督との固い絆が念願の生え抜き4番を順調に育てている。(スポーツライター・西本忠成)

関連ニュース

アクセスランキング