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助っ人乱獲…オリックス、ドーピング違反は“大当たり”の皮肉

 日本野球機構(NPB)は27日、オリックスのジョーイ・メネセス内野手(27)がドーピング検査で禁止薬物に陽性反応を示したとして、1年間の出場停止処分を科した。オリックスは同日、契約を解除すると発表。球団によると同選手は処分を受け入れる意向を示した。

 2007年にドーピング検査が本格導入され、違反が明らかになるのは6人目。そのうち、なんと5人が外国人選手という現実がある。

 日本選手で唯一、11年に発覚した中日(当時)の井端はワケあり。慢性的な眼病治療に服用していた薬が引っかかり、本人にけん責処分、申請に不手際があった球団側に対しても制裁金300万円が科されている。

 メネセスは3月の侍ジャパンの強化試合でメキシコ代表の4番を務め、推定年俸1億1000万円でオリックスと契約したが、最近の外国人選手は数千万円の“安物買いの銭失い”も多い。

 労組・日本プロ野球選手会(炭谷銀仁朗会長=巨人)は事あるごとに「安易に外国人選手を数多く取るために、日本人選手の働き場が年々狭まっている。ファンも日本人選手の活躍をもっと見たがっている」とアピール。外国人枠の削減などを求めている。

 確かに「年俸の安い外国人選手を多く取って、1人でも当たればいい」というイージーな外国人選手乱獲をしていれば、ドーピング選手にも当たるだろう。NPB関係者は「各球団とも相当意識は高いが、実際にドーピング問題が起こっている。契約時にさらに徹底する必要があるだろう」と強調している。(江尻良文)

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