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助っ人乱獲も…巨人、9人いても外国人4枠埋まらぬ“戦力不足” 原監督はクックに“冷ややか”発言

 巨人にドミニカ共和国出身のルビー・デラロサ投手(30)が加入。これで支配下登録の外国人選手は9人目となったが、1軍の外国人登録4枠をフル活用できる見通しは立たない。

 デラロサは27日、川崎市のジャイアンツ球場で入団会見。「チームが優勝できるよう、精いっぱい貢献したい」と意気込んだ。最速159キロ右腕は主に先発でメジャー通算26勝。17年8月に右肘の靱帯再建手術を受け、ダイヤモンドバックス傘下3Aで復帰した今季は救援に転向し、18試合で防御率2・49だった。

 年俸は3000万円。大塚球団副代表は「7回以降の(継投)パターンの確立ということ。リリーフ専念でやってもらう。3月から調査してクック、マシソンがファーム落ちする前から獲得は決めていた」と話した。

 この日は1軍が同球場で全体練習。新助っ人と挨拶した原辰徳監督(60)は「経験のある人なんだが、ともすれば上から目線的な人が多い中で謙虚さ、異国の地でやってやるというのを感じた」と印象を語った。

 「上から目線」の振る舞いで先日、2軍行きとなったのがクックだ。メジャーの抑え経験者は年俸1億4000万円で今季加入も、右肘違和感を訴えるなどパッとせず。21日のソフトバンク戦(東京ドーム)では、一走に代走が出たのにクイック投法を怠り、大きく足を上げて二盗を許し、首脳陣の逆鱗に触れた。

 この日は同球場でイースタン・リーグのロッテ戦に登板したが、突貫で修正したクイックは制球が定まらず、2安打1死球2失点で2/3回KO。視察した原監督は「(クイックが)できるということはわかった。分かっただけでもよかった」と冷ややかな感想だった。

 この試合には同じく新助っ人で昨季メジャー20発のビヤヌエバも1軍登録のまま出場。3打席目に特大の左越え2ランも、原監督は「ストライクを打ったらあれだけ飛ぶ。1、2打席目(空三振、三併打)とどっちをとるか。振ることより選球を覚えないと」とボール球に手を出す悪癖に注文をつけた。ここまで打率・217、7本塁打で2軍落ちの瀬戸際だ。

 現状1軍の外国人は、他に先発左腕メルセデスだけ。故障中の中継ぎ右腕マシソンが1軍に戻り、デラロサが期待通り機能しても、登録4枠が埋まるかは不透明。助っ人をあてにしない優勝への道筋を、指揮官はすでに描き始めている。 =金額は推定

 (笹森倫)

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