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“球界のご意見番”張本氏が一刀両断「自主トレとキャンプで目立つ新外国人は活躍できない」 誰もが驚いたヤクルト・ホージーの“大変身”

 2日のTBS系列「サンデーモーニング」で球界ご意見番・張本勲氏が「プロ野球は自主トレ、キャンプで目立つ選手は活躍できない」と一刀両断。説得力のある言葉だとうなずいたのは、真逆のケースで本塁打王に輝いたヤクルトの外国人の例があるからだ。

 そもそも外国人選手は「宝くじのようなもの」と言われ、実際に当たりはずれはシーズンが終わってみないとわからない。阪神など新外国人選手が来る度にキャンプでは「バースの再来」と騒がれる。

 が、張本氏の指摘する通りキャンプだけの話題で終わっている。「逆も真なり」だ。キャンプ、オープン戦で全く使い物ならなかったのに、シーズンに入り、誰もが仰天する大変貌を遂げることがある。

 キャンプ、オープン戦で目立てば、徹底研究されるが、惨状をさらけだせば、ノーマークになるというデメリット、メリットもあるだろう。それにしても、1997年、38本を打ち、セ・リーグの本塁打王に輝いたヤクルト・ホージーのケースは、忘れようにも忘れられない強烈なインパクトがあった。

 ID野球を売り物にした野村監督が、キャンプ、オープン戦でまともな打球が飛ばないホージーに激怒。「いったい、こんな選手を誰が取ってきたんや」と、怒り心頭で新たに新外国人選手獲りを球団側に強く迫ったのだ。

 ところが、シーズンに入るとホージーは大変身。なんとシーズンが終わったらセ・リーグの本塁打王に輝き、ヤクルト優勝の立役者の1人になったのだ。まさに「外国人選手は宝くじのようなもの。当たりはずれは、シーズンが終わってみないとわからない」が実証されたことになる。

 ID野球全盛時代の野村監督も面目丸つぶれで内心真っ青だっただろう。今でも万馬券並みの本塁打王・ヤクルトのホージーのことは強烈な印象が残っていて忘れられない。(江尻良文)

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