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巨人ドラフト5位・山瀬は“専守防衛”で勝負! 星稜高で奥川とバッテリー…その名も「慎之助」 

 巨人の育成選手を含む新人8選手が宮崎キャンプ休日の5日、航空自衛隊新田原(にゅうたばる)基地を訪問。ドラフト5位の山瀬慎之助捕手(18)=星稜高=は、国を守る精鋭たちの姿に自身のプロで歩むべき道を再確認した。

 官舎から飛び出したパイロットが、慌ただしくF-15戦闘機のコックピットに乗り込みエンジンを点火。耳をつんざくような音が鼓膜にたたきつけられ、新人たちは一様に目を丸くした。機体が飛び立つことはなかったが、ルーキーたちに歓迎の意味を込めたスクランブル発進のデモンストレーションの一幕だった。

 新田原基地は主に、九州南部から奄美諸島地域の領空を侵犯する国籍不明機に対して、スクランブル発進を担当する日本南方の守りの要だ。

 ヤクルトのドラフト1位新人、奥川恭伸投手(18)とバッテリーを組んだ高校時代の山瀬も、実はスカウトから「あの子は“自衛隊”だから」と評される捕手だった。アマ随一ともうたわれた強肩は、宮崎キャンプでさっそく阿部慎之助2軍監督(40)を驚かせている。一方、打順はアマ時代から「8番」が定位置。球界ではこうしたタイプを、専守防衛の「自衛隊」と例えるのが定番だ。

 山瀬も“守備型捕手”を自認。初めてのキャンプで第1クールを終え、この日も「自分はスローイングに自信を持っていて、長所だとも思っている。攻撃か守備かで言えば守備型。相手をゼロか最少得点に抑えるために守りを極めていきたい」と決意を新たにした。

 前日4日の紅白戦では高卒新人でただ1人、出場機会が与えられた。試合後には阿部2軍監督から助言を受けたといい、「試合をよく見ることと、『これからすべてを吸収していかないといけないな』と言っていただきました」と目を輝かせる。自身の名前の由来ではあるが、球界を代表する強打の捕手だった“シンノスケ”とは別の道で勝負する。(片岡将)

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