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オリックスに「変革」もたらすか メジャー通算282発のジョーンズが説く「フォア・ザ・チーム」

 メジャー通算282発の大物新外国人、アダム・ジョーンズ外野手(34)=前ダイヤモンドバックス=を、わずか半月で早くもオリックスナインは心酔している。

 2年総額10億円超の大砲は、17日のシート打撃で山本、山岡と対戦。いよいよ本気モード突入かと思いきや、一度もバットを振らずに2四球、2三振で終わった。

 本人は「どういうボールを投げるか見ていた。彼らの後ろを守るのが楽しみ」と涼しい表情だったが、ネット裏の他球団007からは「バットを振ってもらわないと評価できない…」と落胆の声さえ聞こえた。

 同組の吉田正が「振らなかったけど打席でオーラがめちゃくちゃありました」と語るなど「大物ぶり」はハンパない。が、それ以上に選手の心をわしづかみにしているのは「フォア・ザ・チーム」の姿勢だ。

 キャンプ序盤、全外野手がジョーンズの歓迎会を主催したが、総勢11人、約31万円のステーキ代はすべて助っ人のポケットマネーで支払われた。そこで「2ストライクに追い込まれたら、俺はバットを短く持って戦う。例え4打数無安打でも、進塁打でチームの勝利に貢献できればいい。だからみんなで優勝を目指して戦おう!」と熱弁。一致団結の機運が高まった。

 チーム関係者は「いろんな外国人を見たけど、メジャーで実績ある選手で、あそこまで日本人のような心を持つ助っ人を見たのは初めて。確かに練習時間は短いが、とにかく真面目に取り組む印象が強い」と証言。右翼守備は「いまひとつの部分もある」ものの「打撃はスゴいですから。バットも心も、うちの核になると思う」とうなずく。

 1996年から遠ざかるリーグV、日本一実現へジョーンズがオリに「変革」をもたらす。(山戸英州)

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