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巨人・原監督、大物助っ人パーラ“見切り”意外と早いかも「正直、物足りない」 育成モタを「ウチにはいないタイプ」と絶賛

 開幕1か月前。メジャー通算1312安打を誇る、新加入のジェラルド・パーラ外野手(32)の真価を、原辰徳監督(61)はまだ測りかねている。

 パーラは19日、中日との練習試合(那覇)に「5番・DH」で先発。2回はファウルで粘って12球目で右中間を破る二塁打、6回には2死三塁で中前適時打を放った。

 原監督は「本来、ああいった形の選手だと僕は思っている。コンタクトに難しい球をカットしながらしつこく。今日は2死からの安打も大きいですし。いいものは出つつあるかなと思います」とうなずいた。

 巨人は昨季加入の大砲候補、ビヤヌエバが三振の山を築いて1年でクビになった反省を生かし、バットに当てる技術に長けたコンタクトヒッターをリストアップ。メジャー通算11年で88本塁打も、昨季は勝負強い打撃でナショナルズのワールドシリーズ制覇に貢献したパーラと、年俸1億6500万円で契約した。

 たまった走者を還す5番候補と期待しつつ、狭い東京ドームが本拠地なら長打も増えるという目算だ。球団フロントの狙いに原監督も理解を示し獲得したが、「やはり本音では野手のレギュラーは全員、一発がある打線が監督の理想でしょう」と球団関係者。特に助っ人に長打を求める部分は多く、パーラの現状には「物足りなさを感じているのが正直なところ」。

 この日は来日2年目のイスラエル・モタ外野手(24)も、「6番・左翼」で先発し右中間三塁打と左前打。昨季は2軍出場も22試合のみで、年俸230万円の育成選手だが、原監督は「ウチにはいないタイプ。あれだけバットが振れる、特長のある選手。相手チームからも、決して好まれる選手ではないと思います」と敵陣に威圧感を与える打撃を絶賛した。

 裏を返せば、パーラのような打者は日本人の現有戦力でも代用が効くということ。「実戦向きの選手なのかな」という評価も、フリー打撃の打球などは見どころに乏しいという意味だ。化けたら大爆発という期待を持って使い続けるだけの潜在能力を感じられないのであれば、結果が出ないと見切りの時期は意外に早そう。メジャーから輸入される代名詞のシャークダンスを、ファンはいつまで楽しめるだろうか。(笹森倫)=金額は推定

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