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日本ハム・大谷 “打算入り”でメジャーでも二刀流可能性 米スカウト熱視線 争奪戦激化必至

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日本ハム・大谷 “打算入り”でメジャーでも二刀流可能性 米スカウト熱視線 争奪戦激化必至

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“打”の大谷に注がれる視線も熱を帯びている  日本ハムの“二刀流”大谷翔平投手(20)は、7日の西武戦(東京ドーム)に「3番・DH」で出場。4打数無安打に終わったが、それでもネット裏の米大リーグスカウト陣は熱い視線を送っていた。

 1回は遊ゴロ、6回は一ゴロ。いずれも得点圏に走者を置いた好機で凡退。「チームがいい流れで来ている中で、ぼくが打っていればもっと楽な展開だった」と仕事を果たせず、唇をかんだ。

 そんな大谷の打席をネット裏で見つめていたパイレーツの江富群スカウトは「去年は投打で素晴らしい成績を残したね。投手としてはもちろん、打者として4番の中田にも劣らないパワーを持っている」と評したが「メジャーで二刀流は難しいのではないか。ウチは(獲得するなら)投手としてだ」と話した。

 一方で、別のナ・リーグ球団スカウトは「実は二刀流に関して賛成の球団は少なくない」という。さらに「純粋に投打の戦力としてみている球団とそうでない球団がある」。二刀流への挑戦に燃えている大谷に対し、獲得へのアピールを含めた“打算入り”の賛成があるというのだ。

 最近の米メディアは、仮に大谷が今オフにポスティングに掛けられれば獲得に総額200億円もの資金が必要と報じている。近い将来に大リーグ移籍を決めた際、争奪戦がシ烈を極めることは間違いない。そこで右腕へのアピール材料となるのが“二刀流”。日本ハムも入団交渉の際には、メジャー行きを希望していた右腕に対し、二刀流挑戦へのアシストを条件提示し、翻意させた経緯がある。

 「大谷は現時点ですでに球団を選別できる“売り手”だ。そこに『ウチなら二刀流も続けられるよ』といえば好印象だろう。日本ハムが大谷を口説いたのと同じことさ」と同スカウト。

 右腕の争奪戦は、水面下で進行しているといえそうだ。 (片岡将)

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