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絶不調の虎・ゴメスにキヨシ流再生術「“ビッグスマイル”忘れちゃいけないよ」

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絶不調の虎・ゴメスにキヨシ流再生術「“ビッグスマイル”忘れちゃいけないよ」

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ゴメスにようやく復調の兆しが見えてきたが  阪神は8日の横浜DeNA戦(甲子園)で1−6と完敗し4連敗。借金生活に突入した。チームが下降線をたどる背景には、主砲のマウロ・ゴメス内野手(30)の不振がある。

 5回1死二塁の好機で、相手先発・モスコーソの高めスライダーを捕え、左翼線への適時二塁打。8試合ぶりに打点をあげた。7回にも左中間への二塁打を放ったが勝利には結びつかず。試合後は無言で球場を後にしたが、和田監督は「唯一の収穫だ」と主砲に復調の兆しが見えたと強調した。

 というのも、戦前までの5試合での打率は・111。後ろを打つマートンも同・150。打線に活気を与える両外国人に元気がない。4日の巨人戦(東京ドーム)以降、チームは4試合続けて先制を許し、後手に回っている。試合の主導権を取り戻すためにも、ゴメスの復調が必要だ。

 そんな折、何ゆえか相手ベンチからゴメス再生へのアドバイスが送られた。この日の白星で今季2度目の3連勝を決め、中日と並び首位に浮上したDeNA・中畑監督だ。

 「昨季のゴメスは打点王を獲得したけど、今は彼が抱く偶像を忘れさせて、同時に捨てさせること。去年はこうだったということではなく、今できることをどれだけやらせるか。簡単に(気持ちの)切り替えはできないけど、思い切って(スタメンから)外すのも1つの選択肢だと思うよ」

 ただでさえ低迷する虎打線から主軸を外すことは、和田監督にとっては相当な勇気のいることだ。だが、その際のフォローが「大事だよ」と敵将は続ける。

 「外国人選手も十人十色だから難しいけど、俺はロペスに『今年は一緒に心中する。お前を不振でも外さない』と話している。後は、(選手と)一緒に悩むこと。そして和田監督ら首脳陣は、心配でも絶対に“ビッグスマイル”を忘れちゃいけないよ!」

 何ともイキな助言だが、これほどまでに中畑監督がライバルに気を使えるのも、自軍の好調さがあってこそ。敵将から送られた“塩”を、虎首脳陣は生かすことができるのか。 (山戸英州)

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