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大補強オリ泥沼…早くも借金10 打開策はあるのか

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大補強オリ泥沼…早くも借金10 打開策はあるのか

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このままでは森脇監督の進退問題が浮上するのは時間の問題だ  オリックスは12日の楽天戦(コボスタ宮城)で敗れ今季3度目の4連敗。2勝12敗1分で借金10。打開策が見つからず、早くも森脇浩司監督(54)の去就が注目されている。

 コーチ陣のテコ入れ人事がささやかれているが、その程度では泥沼からの脱出は見えてこないだろう。今季は19年ぶりのリーグ優勝へ37億円ともいわれる異例の大補強を敢行。それだけに宮内オーナーは堪忍袋の緒を切っている。

 過去にも2003年、石毛監督からレオン監督代行へバトンタッチ、08年にもコリンズ監督を途中解任して大石監督代行を据えている。宮内オーナーは期待外れに怒りを隠せないだけに、まだ開幕15試合などと悠長な事は言っていられない。

 だが、現状を冷静に見れば、森脇監督を休養させ、福良ヘッドコーチを監督代行に据えても、その効果の程は疑問符が付く。泥沼状態の元凶が生命線である投手陣崩壊と新主将・糸井の不振だけに、特効薬が見つからないからだ。

 開幕に間に合うとして右ヒジを手術したエース・金子の出遅れが最大の誤算。オフにポスティングシステムでのメジャー入りとFAでの国内移籍という二股作戦の挙げ句に残留したツケは大きすぎる。主力が大騒動を起こせば、ろくな事にならない。

 リリーフ陣の比嘉、岸田、平野佳も故障で離脱。佐藤達も精彩を欠いている。打の柱で今季から主将に就任した糸井までが大変調だ。「宇宙人などと言われているが、責任感が強く、主将になったことで移籍組まで引っ張ろうと張り切りすぎて、逆に空回りしているのではないか」と関係者は見る。新大砲として獲得したブランコも故障で出遅れ。いくら中島、小谷野、バリントンが奮闘しても帳尻が合わない。

 宮内オーナーは怒りの持って行き場のない状況だ。それだけに、泥沼脱出へ森脇監督に残された時間は多くない。 (江尻良文)

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