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阪神・藤浪、初“ダウン更改” 将来見すえたお灸、「もっと削れ」の声も

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阪神・藤浪、初“ダウン更改” 将来見すえたお灸、「もっと削れ」の声も

 阪神・藤浪晋太郎投手(22)が27日に契約を更改し、1000万円減の来季年俸1億6000万円(推定)でサイン。プロ4年目で初のダウンとなった。「いろいろ話をさせていただき、納得した上でハンコを押した」と振り返ったが、当然表情はさえない。

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 今季は26試合に登板し7勝11敗、防御率3・25。過去3年いずれも2ケタ勝利をマークしていた右腕への期待は高かったが、内容的にも期待を裏切った。

 更改後の記者会見では「新たな発見をしつつも、いろいろ考えて試し過ぎたシーズン」と反省した。昨季より投球回が30回減り169回にとどまったことを踏まえ「来季は200イニング以上投げるのが目標。しっかり優勝を目指したい」と口元を引き締めた。

 もっとも球団関係者によると、球団内には「こういう年は大幅ダウンでお灸を据えた方が将来的に藤浪のためになる」と3000万円前後のダウンを主張する声があり、「来季への期待料込みで」という意見との間で喧々諤々の議論が戦わされたという。結局他球団の同世代や、似た成績の投手とも比較して再調整し“微減”に収まったというわけだ。

 また、別の球団幹部は「藤浪が『投球回数をもっと評価してほしい』と訴えていると聞いた。しかし、年俸1億円以上の投手であれば投げて当然の回数ではないか。単に長く投げたから評価してください、というレベルでは困る。“エース”の称号にふさわしく勝ち星や内容にもっとこだわってほしい」と注文する。

 藤浪は「(来季)金額に関してはもう、文句のつけようがないくらい、ポンと上げてもらえるくらいの活躍をしたい」と気持ちを切り替えた。

 確かに、チームがBクラスに転落した中で細かい条件闘争は、はた目にも寂しい限り。来季はチームを優勝させた上でドーンと大幅増を要求してほしいものだ。 (山戸英州)

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