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【古内義明の日本体育会紀行】鍛治舎巧監督、清宮勝負で物議も「熊本のファンに打撃を生で見せたい一心で」

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【古内義明の日本体育会紀行】鍛治舎巧監督、清宮勝負で物議も「熊本のファンに打撃を生で見せたい一心で」

 −−RKK招待で前打者敬遠、清宮勝負は物議を醸した

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 「前日も、当日も、清宮君は四球続きでろくに打てていなかった。あの日集まった6000人のファンは彼の打撃を見に来ているわけです。5対1で勝っていて9回、打順は9番から。もし2死を取れたら、2番打者を歩かせて清宮君と勝負、そうしたらお客さんもすごく喜ぶんじゃないかなと考えました」

 −−賛否両論ある

 「高校野球の監督はあまりこういうことを考えてはいけないとも思いましたが、ファンの人が来ているのに清宮君の打撃を見られなかったら…と思ったのが一番の理由です。昨年は熊本地震で、早実が参加予定だった招待試合は中止になってしまった。それだけに、熊本のファンに清宮君の打撃をナマで見せてあげたい一心でした。球場は大拍手でしたし、私が監督でなければできなかったと思っています」

 ■鍛治舎巧(かじしゃ・たくみ) 1951年5月2日、岐阜県生まれ。県立岐阜商から早稲田大学を経て松下電器(現パナソニック)で活躍。NHKの高校野球解説者として人気を博した。サラリーマン生活40年で専務まで上り詰めた後、2014年から秀岳館高校野球部監督に就任。系列校の中九州短期大学副学長。

 ■古内義明(ふるうち・よしあき) 1968年7月7日生まれ。立教大学法学部卒で在学中は体育会野球部所属。ニューヨーク市立大学大学院スポーツ経営学修了後、米大リーグを取材・情報発信。(株)マスターズスポーツマネジメント代表取締役で高校・大学球児向けフリーマガジン「サムライベースボール」発行人。立教大学講師として「スポーツビジネス論」の教鞭を執る。著書に「メジャーの流儀」(大和書房)など。

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  • 3季連続甲子園ベスト4で、夏には全国制覇を狙う鍛治舎監督(中央)
  • 鍛治舎監督

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