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羽生、これ以上記録を伸ばすには大技「4回転ループ」に挑戦するしかない

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羽生、これ以上記録を伸ばすには大技「4回転ループ」に挑戦するしかない

 ■フィギュアスケートGPファイナル(13日、スペイン・バルセロナ)

 330・43点の世界歴代最高得点で男子初のGPファイナル3連覇を達成した羽生結弦(21)=ANA。ショートプログラム(SP)に続いて、フリーでも11月のNHK杯で記録した自身の世界歴代最高得点を3・41点上回る219・48点を記録する仰天の演技だった。

 天井知らずの進化を遂げている羽生だけに、5回転ジャンプぐらいできそうだが、次に目指す具体的な目標は4回転ループだ。13日のエキシビションでもチャレンジし、着氷はやや乱れたものの、鋭い回転で成功させた。まだ実戦段階ではないが、今の羽生に不可能はないだろう。

 GPファイナルではNHK杯と同じ演技構成でSPで4・62点、フリーで3・41点も更新した。これ以上の完成度はないと思われていたフリーでも得点を上積みしたのは驚きで、初めてサルコー(基礎点10・50)とトウループ(同10・30)の単発の4回転ジャンプがともに最高評価(加点3・0)を受けた。これ以上、記録を伸ばすには、評価の低かったステップの改良に加えて、難度の高いジャンプに挑戦するしかない。

 オーサー・コーチは「この得点と戦うとするなら、新たな挑戦が必要。4回転ループが次の挑戦になっても驚かない」と話している。

 4回転ループは基礎点12・0の大技。右足踏み切りで、トウを使わずにエッジだけで跳ぶ。前向きに滑ってきて跳ぶ前に後ろを向き、左足を少し前に出しながら沈み込むようにして踏み切るのが特徴だ。

 「正直このプレッシャーの中で良くやったなと驚いている。練習に耐えうる体があるのは幸せ」と羽生。けがに苦しんだ昨季と違い、今はいくらでも練習できるというのだ。2連覇を狙う2018年平昌冬季五輪までには、とてつもないプログラムができあがっているかもしれない。

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  • 男子フリーで演技する羽生結弦=バルセロナ(共同)
  • 男子フリーで演技する羽生結弦=バルセロナ(共同)
  • 男子フリーで演技する羽生結弦=バルセロナ(共同)
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  • 男子フリーで演技する羽生結弦=バルセロナ(共同)
  • 男子フリーで演技する羽生結弦=バルセロナ(共同)
  • 男子フリーで演技する羽生結弦=バルセロナ(共同)
  • 表彰台で笑顔の(左から)2位のハビエル・フェルナンデス、優勝した羽生結弦、3位の宇野昌磨=バルセロナ(共同)

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