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《zak女の雄叫び お題は「選」》政権が変わっても「情の支配」から逃れられない?韓国検察と国民の複雑な関係

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《zak女の雄叫び お題は「選」》政権が変わっても「情の支配」から逃れられない?韓国検察と国民の複雑な関係

 国政介入事件で起訴された韓国の朴槿恵前大統領の友人、崔順実被告の娘、チョン・ユラ氏が滞在先のデンマーク(デンマークでは不法滞在の疑いで身柄拘束)から強制送還されて帰国し、逮捕されました。

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 国政介入事件そのものが韓国の民心に火をつけてしまったわけですが、母親の力で名門大学へ不正入学を果たし、乗馬競技をめぐって財閥から特別支援を受けていたユラ氏の存在はその怒りの火に油を注ぐ結果となったのでした。

 当初、ユラ氏はドイツに滞在しており、韓国への帰国を拒否していました。すると介入事件を捜査していた特別検察はテロ犯などの逮捕に発令される「赤色手配」を発出、ユラ氏を国際指名手配しました。テロ犯と同じ扱い…。

 超学歴社会・競争社会の韓国では、名門大学への不正入学は許されない犯罪です。縁故がはびこる社会にあって、大学入試は、実力で評価される数少ない機会と考えられているからです。

 無思慮で無分別だったとはいえ、たった20歳の小娘がテロ犯と同じ扱い…。ユラ氏のケースは、「民心とともに踊った検察」ならではのものともいえるでしょう。

 朝鮮半島情勢に詳しい龍谷大学の李相哲教授は、韓国検察と政治の関係についてこう述べています。「韓国政治の病は、5年単任制の韓国大統領にあるのかもしれない。任期半分を越えれば大統領は求心力を失い、3年をすぎれば、検察もメディアも次期政権の向背に敏感になる」

 そんな検察の改革を文在寅大統領が進めようとしています。日本と違い、韓国の検察は捜査権、起訴権、逮捕請求権、警察指揮権を独占。身柄拘束の決定権も持っています。文氏は捜査権を警察に移し、検察は起訴権と補充的な2次捜査権だけを持つようにすることを目指しています。

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