【センセイたちの憂うつ 2017総選挙】民進党分裂も…どこ吹く風の山尾志桜里氏「いま、無所属で良かった」 「責任感じるか」直撃に話すり替え

地元で頭を下げ続ける山尾氏

 妻子ある男性弁護士との「禁断愛」が報じられた山尾志桜里前衆院議員(43)は、2009年に初当選を果たした愛知7区から無所属で出馬する。その「ルーツ」である民進党は今回の選挙で分裂することになったが、山尾氏のスキャンダルがダメ押しとなったとみる向きもある。ところが、当の本人はどこ吹く風で…。

 本人は一貫して「男女の関係はない」と疑惑を否定しているが、根拠は何一つ示さず、支援者も半ば「事実」と受け止めているようだ。先月22日に騒動後初めて選挙区入りした際は、年配の男性から「あの田中角栄だって妾がおったがね。男がおっても、ちゃんと政治をよくしてくれればそれでええがな」などと慰められる始末だった。

 先月末には「山尾応援団」を自任する漫画家の小林よしのり氏が愛知入り。100人超の聴衆で埋まる会場を2カ所回った。「政治家としての能力がすごいんですよ」と褒めたたえ、会場には時折、好意的な笑いも漏れた。その1週間前の集まりでは「(報道が)間違いであると証明してもらわなければ応援できない!」と怒号が飛び交う場面もあったが、有名人を連れてくれば多少は雰囲気も変わるものなのか。

 小林氏が援軍に加わった会合で登壇した山尾氏は自ら「週刊文春」の報道に触れ、「家族は関係ないのに嫌がらせもありました」「皆さんにも苦しい思いをさせ、私も苦しかった」と吐露。まるで被害者のような口ぶりだが、そもそも原因を作ったのは誰なのだろう。疑惑について説明責任を果たさないのは、さらに批判を招くことになるからと釈明した。

 山尾氏は、この会で「私は本当にいま、無所属でよかった」とも発言している。「(希望の党に合流するための)踏み絵を踏まされるのは耐えられない」のが理由というが、民進党が分裂に追い込まれ、かつての仲間がその踏み絵に苦しむことになった一因は山尾氏にあると言えなくもない。

 この点について夕刊フジが「ご自身の責任は感じているか」と直撃したところ、「んー。まぁ、私は、信念をぶらさずに思いを訴えて議席をつなぐということが、いまの一番の私の使命です」と話を完全にすり替えた。

 愛知7区は、前回の選挙戦で山尾氏にわずか5000票あまりの差で敗れ、比例で復活した自民党の鈴木淳司氏(59)が出馬を表明している。

 ミュージカル「アニー」では初代主役を務め、天才と称された山尾氏。IQ230とも言われる頭脳は勝算をどう見積もっているのだろう。

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