記事詳細

安保で躓けば“PRC日本省”に 民進党代表選に求めたい真摯な姿勢 (1/2ページ)

 民進党代表選が2日告示され、15日に投開票される。蓮舫代表代行と、前原誠司元外相、玉木雄一郎国対副委員長が立候補したが、野党第1党の党首選なのに盛り上がりに欠ける。もはや日本国民は、民進党の新代表が「未来の首相」になる可能性を想像さえしないのではないか。

 人間は誰でも過ちを犯す。政党や政権は人間の集合体だから、過った政策を推進するケースは当然ある。自民党の歴代政権は、数多くの過ちを犯してきた。現在の安倍晋三政権も、経済政策や外交、憲法改正への取り組みなど、適切とは思えない点が多々ある。

 それでも、自公与党が最近の国政選挙で4連勝した理由は、民進党(=旧民主党を含めて)が共産党と結託するなどして、安倍政権の足を引っ張ることしかやらなかったせいだろう。有権者を甘く見ているのか、まとまらないと諦めているのかは知らないが、政策をろくに議論せず、小手先の対応・批判ばかり繰り返す体質が、国政選挙の4連敗と東京都知事選の大敗につながったと、私は感じる。

 蓮舫氏と前原氏が閣僚だった民主党政権時代の約3年3カ月間、子ども手当や高速料金大幅値下げ、高校無償化といったバラマキ政策の影響もあって、毎年の国債発行額が40兆円以上という状態が常態化した。

 一方、蓮舫氏が注目された「事業仕分け」は、歳出削減という一義的目的では期待を裏切った。東京電力福島第1原子力発電所の事故のとき、当時の菅直人首相や枝野幸男官房長官、海江田万里経産相らが演じたドタバタ劇は忘れられない。

zakzakの最新情報をSNSで受け取ろう