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『シン・ゴジラ』 圧倒的なリアリティーに自衛官たちは太鼓判 (1/2ページ)

 最終興収75億円超え、観客動員500万人が視野に入るなど、空前のヒット作となった映画「シン・ゴジラ」。これだけ注目を集める理由の1つが、圧倒的なリアリティーといわれている。

 ゴジラに対し、果敢に挑む自衛隊。描かれていた指揮系統は、まさに自衛隊が有事の際に動く真実の姿が描かれていた。

 陸海空自衛隊の最高指揮官は紛れもなく首相だ。そして、制服のトップとして束ねるのは統合幕僚長となる。だが、彼が直接指揮を執ることはない。有事の際は作中のように、防衛相に寄り添い、大臣に助言を与えるとともに、首相の意向・指揮を伝える役割だ。

 実際に陸海空自衛隊を効率よく動かすため、統合任務部隊が編成される。英語表記であるJoint Task Forceの頭文字を取り、JTFと呼ばれる。JTF司令官に任命された者が陸海空自衛隊の部隊を指揮することになる。

 ゴジラが首都圏を襲ってきたため、東部方面総監(陸将)がJTF司令官を務めた。総監部のある朝霞駐屯地内に指揮所を置き、防衛省内にいる陸海空幕僚長の命令方針に従い、実際の部隊を動かす役割を帯びている。

 JTFの下には、陸海空の部隊指揮官がおり、陸自はJTF司令官が兼任。海自は横須賀地方総監(海将)、空自は航空総隊司令官(空将)が就いたようだ。

 陸自は、敵が侵攻してきた場合、普通科(旧歩兵科)、機甲科(戦車部隊と偵察部隊)、特科(旧砲兵科)、施設科などを1つの部隊としてまとめた戦闘団を構成する。戦闘団長を務めるのは基本的に普通科連隊長だ。普通科連隊を主軸にまとめた戦闘団をRCTと呼ぶ。

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